チョコちゃんときゅうしょく (まいにちおはなし 13)

著者 : 椰月美智子

• そうえん社 (2015年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[湖永さんの感想 · 2023年3月11日]

チョコちゃんは、給食を食べるのが遅く、給食の時間が好きではない。
クラスで大きいだいすけくんは、とても早いので真似をしてみようと、同じ順番に食べていく。
だけど真似したのにまだまだ残っている。
悲しくなって泣いてたら、先生がお口の大きさも違うからねと。
嫌いな野菜ばかり残ってたけどおいしいプリンを想像して食べる。

自分の小1の頃を思い出してしまった。
わたしも好き嫌いが多くて、おまけにゆっくりしていたのでいつも最後の1人になっていた。
みんなは、お昼休みで運動場に行っていたのに。
まったく遊べず、泣きながら座っていた。
悲しい記憶である。

[mi-nyaさんの感想 · 2023年12月24日]

1年。給食を食べるのが遅いちよこちゃん。早いお友達のまねをしようと頑張るが、上手くできない体験を通して、自分らしく頑張る術を身につける。子どもらしい頑張りに、読者も共感。

[sawayuwaさんの感想 · 2023年10月22日]

私も、給食を食べるのが遅いからわかるなぁと、思いました。

[さっちゃんの本棚さんの感想 · 2022年10月10日]

小1の娘が繰り返しで何回も読んでしまう1冊。自分とどこか一緒の所があるので共感してて、勇気ももらっているよう。

[チッチさんの感想 · 2022年2月13日]

きゅうしょく、おいしいのにもったいない。(小２)

[miyu918さんの感想 · 2019年12月17日]

　チョコちゃんは、きゅうしょくのじかんがすきじゃない。にがてなたべものがたくさんあって、たべるのがおそいから。たべるのがはやいだいすけくんのまねをしてたべたら、はやくたべられるかも！？

[saya_blossomさんの感想 · 2019年3月15日]

苦手な食べ物の
苦手な理由の説明がすごい！
幼い子は、こんな風に感じてるのかもと
優しい気持ちになれるおはなし

著者プロフィール

1970年神奈川県生まれ。2002年、第42回講談社児童文学新人賞を受賞した『十二歳』でデビュー。07年『しずかな日々』で第45回野間児童文芸賞、08年第23回坪田譲治文学賞、17年『明日の食卓』で第3回神奈川県本大賞、20年『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』で第69回小学館児童出版文化賞を受賞。『明日の食卓』は21年映画化。その他の著書に『消えてなくなっても』『純喫茶パオーン』『ぼくたちの答え』『さしすせその女たち』などがある。

「2021年 『つながりの蔵』 で使われていた紹介文から引用しています。」