裸足の夏 (ビーボーイノベルズ 80)

著者 :
  • ビブロス
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本棚登録 : 33
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882715955

感想・レビュー・書評

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  • 話の内容的にはどこまでもくよくよと、もどかしい系なのだけれども、主人公たちの感情に自分も深く入り込める感じがたっぷり味わえて、読みごたえがあった。自分の求めるJUNEな雰囲気がっつりで非常に好み。濡れ場なシーンもいかにもな言葉で煽るわけではなく、それとない言葉で読ませるところが高評価。一つだけ残念だったのは一話目の話があそこで終わっていたこと。あの話で一冊が構成されていると思っていた。今市子さんとのものはワタシ的にドストライク。あと数冊JUNE系も積み済。ハズしたら悲惨だけど、期待してる…。

  • 10年以上前の発行年ですな。短編3本。どれも切ない系。特に表題作は、ああいう終わりだけに。後日談欲しいところですな。あと2本は血の繋がらない兄弟もの。父親の再婚相手の連れ子だの、姉の旦那、だの。あとがきでも本人が言ってらしたが、きっちり濡れ場もあり、な。

  • 挿し絵:今市子

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著者プロフィール

福島県出身、在住。 2月2日生まれ。小説、漫画原作、エッセイ、戯曲を執筆。『毎日晴天!』シリーズ(徳間書店)、『色悪作家と校正者』シリーズ、エッセイ『海馬が耳から駆けてゆく』シリーズ(ともに新書館)等、『硬い爪、切り裂く指に明日』(河出書房新社)。『シェイクスピア警察 マクベスは世界の王になれるか』(集英社)等、著書多数。

「2021年 『しずく石町の法律家は狼と眠る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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