- Amazon.co.jp ・本 (67ページ)
- / ISBN・EAN: 9784882840558
感想・レビュー・書評
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見開きで広がる金子みすゞさんの詩の世界。
日本語だけでなく、絵と英語訳であじわえる1冊。
5音、7音を多様した金子みすゞさんの詩は、黙読しても音読しても大変リズムがよく、心地よいです。
そんなリズムの心地よさの中に、情景が浮かび上がることで、いろんなせつなさやかなしさ、やさしさ、うれしさが胸ににじんできます。
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近くにあるものでも気がついて詩にしているのが、とてもいいと思った。とても自分にはできそうにない。
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金子みすゞさんの詩集。
彼女の感性が私は好きです。 -
詩人・金子 みすゞさんの詩集。
原文と英訳文を並べて
見開きページに載せている。
詩集『メロンの時間』/まど みちお・著のレビューで
「結局は波長が合うか合わないか〜」みたいなことを書いた。
私の感性は、まどさんの詩と合わなかった。
金子さんの感性とは、バリバリ合うと言わざるを得ない。
まず『睫毛の虹』というタイトルからして
なんて美しい言葉なんだろうと思った。
紹介されている詩の中でも
「犬」「ばあやの話」は
自分の幼い頃のちょっと哀しい思い出とリンクして
読んだら辛いけど、それでも絶対に忘れられない詩となった。
一遍の詩でも、心を激しく揺さぶる何かがある。