- Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784882864950
感想・レビュー・書評
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発達障害を理解するに当たり、
このような素晴らしい本は他にないと
思うくらい、この1冊からは多くを学びました。
下野新聞社が試みた、
実名による発達障害者のレポート。
もともと新聞の特集だったものを本にまとめたものです。
障害を持つ方や、その親の声を聞くことは
そう機会のあることではないが、本書では、
沢山の声が紹介されており、多くの気づきと、
発達障害を持つ方の苦悩を感じることができました。
みじかなところに発達障害、
多くの方に知ってもらい、理解してもらい、
障害を持つ方が、生きやすい、そんな社会を目指すべく、
まとめられた1冊。
沢山の方に、是非、読んでもらいたいです。
掲載を決断されたご本人や、ご家族に心から
敬意を表します。また、この企画を実現した
新聞社の皆様にも…
第1章 凸凹の世界
第2章 手探りの教室
第3章 自立への道
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自閉症などの発達障害は少年期だけではなく、青年期・成年期でも同じことが起こっている。ただ、本書を見てみると、発達障害を抱えていながらも自分の分野を極める人がいる人がいた。そう考えると「大人のものさし」にふりまわされるような気がしてならない。
その一方で大人の社会に苛まれ、自分自身何をしてよいのかわからない現実を持っている人もいる。本書はその発達障害を抱えている人をルポルタージュにして表している。 -
新書・文庫 378||シモ