〈祈ること〉と〈見ること〉: キリスト教の聖像をめぐる文化人類学と美術史の対話

制作 : 喜多崎親 
  • 三元社
2.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 19
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883034666

作品紹介・あらすじ

聖像は拝むもの? 鑑賞するもの?
教会に祀られる神聖な存在であり、美術館に展示されるモノでもある「聖像」。人はそれをどう扱ってきたのでしょうか。子供が聖像のコスプレをするフィリピンの祭り、絵画面が消失しても奇跡の力を失わないイタリアの聖母子像など多彩な例を引きつつ、文化人類学と美術史学の気鋭の研究者が聖像を語り合います。
〈成城学園創立100周年、成城大学文芸学部創設50周年記念シンポジウム報告書〉

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • B区図書館

  • 成城大学でのシンポジウムのまとめ書籍です。いろいろな素材で作られた聖像の話、フィリピンにおける聖像の"着せ替え"の話など、新しい眼を開かれ面白かったです。キリスト教が世界じゅうで様々な形で信仰されていることを再認識しました。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

成城大学文芸学部教授。早稲田大学大学院文学研究科博士課程中退。博士(文学)。国立西洋美術館主任研究官、一橋大学大学院教授などを経て現職。専門は19 世紀フランス美術史、特に近代の宗教画や象徴主義。著書に『聖性の転位――九世紀フランスに於ける宗教画の変貌』(三元社、2011)、編著に『岩波 西洋美術用語辞典』(益田朋幸と共編著、岩波書店、2005)、『近代の都市と芸術1 パリI 』(竹林舎、2014)、『前ラファエッロ主義――過去による19世紀美術の革新』(三元社、2018)など。

「2021年 『甦る竪琴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

喜多崎親の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×