津田仙評伝: もう一つの近代化をめざした人

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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883231805

作品紹介・あらすじ

津田仙は、福沢諭吉が国権論(軍備の増強)や脱亜論を唱えたのに対して、まったく違う方向を推進した。農業の近代化とキリスト教によって民富や国富を増大させようとした。また女子教育に尽力し、朝鮮人の農学者やキリスト者と交流していた。さらに足尾銅山の鉱毒を問題にしていた。農業や朝鮮の重要性が再認識されている現在、近代におけるもう一つの発展や近隣諸国との相互理解に尽くした人の業績が高く評価されるべきである。おりしも二〇〇八年四月は津田仙没後百年である。

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著者プロフィール

1944年茨城県生まれ、東京教育大学大学院文学研究科修士課程中退(1970年)、思想の科学社編集部員などを経て、現在は津田塾大学教授。
〈主な著書〉
『朝鮮の土となった日本人』(草風館)、『植民地朝鮮の日本人』(岩波新書)、『検証 日朝交渉』(平凡社新書)ほか。

「2005年 『検証 日朝関係60年史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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