- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883352074
感想・レビュー・書評
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キャッチコピーとか書ける人になりたいと思ったりしている。そうでなくても、言葉で人を動かせるような。
広告のコピーというものは、少しの言葉や時間で人を引き付けなければいけないから、物凄く難しいことだと思う。
今作は、コピーライターの中畑さんが書かれたもので、主に広告やコピーに関することが書かれている。
広告というものを考えるのに、面白い一冊だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと癖が強いけど、だからこそ魅力的な広告を編み出してきたんだなあ。
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みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる。勝つ広告のぜんぶ。仲畑貴志先生の著書。みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる。というタイトルを見て、自分のことを言われているような気がしてドキッとしました。言葉ひとつで、みんなに好かれようとして、みんなに嫌われることもあれば、みんなから興味をもってもらえることだってある。コピーライターというと特別な仕事のように感じるけれど、言葉を大切にする心掛けはコピーライターの仕事をしている人ではなくても持っていたほうがいいはず。
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子どもの頃から、テレビや雑誌、新聞で広告に触れるのが大好きだった。
特に、コピーにいつも心動かされていた。
なぜこんなにも惹かれるのか。
今まで答えが見つからなかったが、図らずも茂木健一郎さんの解説の中で発見した。
力のあるコピーは、子どもの心になぜか残る母の言葉に似ている。
良いコピーも、母の言葉も、こちらを感情的にさせる。
肝心の仲畑さんのエッセイも、広告ファンとしても、働く者としてもとても楽しく読めた。
最高にクリエイティブで、最高にビジネスライク。
まず、自分の仕事でもとても大事な「思い至る力」を身に付け、厳しいけれど温かい関係を仲間と築きたい。 -
後半が面白かった。
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金がかかった、高度な技術を要した機能が消費者にとって価値ある機能とは限らない
品質が揃った時代だからこそ、なんらかの情報や語る内容が必要
その広告は、ひとことで言えるか
主張を相手の心へ届けるためには、メッセージに実感と共感があるかが重要 -
分かってるけど忘れがちな広告の基本。
こんなふうに仕事したいな。 -
購入
「宣伝会議」に掲載されていた連載記事をまとめたもの。
著者の広告やコピーなどに対する哲学のようなものに触れられる。広報業界の方々がどう感じるのかわからないが、広告に興味を持っている素人としては興味深く読めた。
見開き1ページ分くらいの短い記事が集まったものなのでとても読みやすい。