- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883354801
作品紹介・あらすじ
なぜあなたの文章は読みづらいのか
理由は、ただひとつ。「書きすぎ」です。
伝えたい内容をあれもこれも詰め込むことにより、
言葉に贅肉がつきパフォーマンスが悪化。
その結果、読みにくくなってしまうのです。
なので、解決方法もただひとつ。
ムダな要素を削ぎ落とすこと。つまり「言葉のダイエット」です。
感想・レビュー・書評
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ハウツー本として非常に丁寧な構成で進んでいく。まとめの部分も定型化されていてわかりやすい。
すごいと思ったのは中盤あたりから別の主題が盛り込まれ、作者からの言及はないにもかかわらずグンっと圧が増す。これがなかなかグッときた。
後さらっととても大事な内容を章のまとめには納めないといういなせ感。やるなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一文一意を意識するようになった。
みんな嫌われたくないがために、必要以上に「させていただき」などを多用し、まわりくどい表現になってる。
自分もメール作成に時間がかかるタイプなので、気にしすぎないようにしようと思った。 -
読み手をひきつける文章を書くための、コピーライターの発想法が紹介されている
プロが書いた新聞広告の中身を紐解いて解説していて面白い!
面白い文章を書くのに必要なのは「才能」ではなくて「スキル」と少しのユーモアだと感じた
自分の文章に新しい切り口を与えてくれる本です!
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読む価値ある。
特に経営レイヤーと端的なやりとりする上でのチェックリストになる。 -
なぜ伝わらない?それは書き過ぎるから(猛省)
・書くこと以上に消すことが重要
– 必要な内容を取捨選択する
・相手は自分の文章を読みたくない
・一文一意
・重言しない、もったいぶって遠回しな言い回しをしない
– 違和感を感じる
– 衝撃的なインパクト
– 記念品としてプレゼントを用意
・事実から何を発見したのかを伝える
・何パターンか書いて、一番面白いものを選択する -
2021/07/03 読了@Kindle Unlimited
「文章がわからない」「本を読め」と上司から散々言われ…
本は読んでいる方だが文章は書けない…。どうしたら文章がうまく書けるか悩み、手に取った本。
この本で「いい文章」と紹介されている文章を読んでまず感じたのは、私が理想的だと思っていた文章は、周りが「よい」というからそう思いこんでいただけで、たいした文章ではなかったのではないかと。
なぜなら「気づくと読み進めている」文章ではないから。
この本では広告等のコピーをもとに「気づくと読み進めている」文章を「いい文章」として紹介している。
そしてそれらがどうして読みやすいか、どういう構造になっているかを解説してくれている。
報告書作成時に使えるかはわからないが、プレゼン等を考えた時に「この構造を使おう!」と思える例が入っていたから、今後はこの本をもとに作っていきたいと思う。 -
文章のダイエット前・後で見比べることができるので、とてもわかりやすい。
ポイントだけ押さえるでも良さそう◎
文章長い、かつ要点が何か分かりづらい人多いので、会社の必読書にしても良さそう! -
仕事でメールを書くのが、苦痛だ。
どこまで丁寧に書けば良いかわからず、二重敬語だらけで長ったらしいメールを送ってしまう。
読む方も、書く方も時間がかかる。
そんな時、本書を見つけた。
「言葉ダイエット」
すごく刺さるタイトルだ。本文も読みやすい。
一番ぐっときたのが、「相手は自分の文章を読みたくないという前提に立つ」ということ。
なるべく簡潔に要件を書くことは、忙しく働く相手へのマナーかもしれない。
3章から5章の実例は、良い文章のお手本。
「不倫を予防するコピー」は自分でやってみても面白かった。 -
面白い文章は発見のある文章。主観的と客観的発見、これを、三幕構成で。一文は、四十~六十文字で。
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事例が豊富なのが良い。そしてタイトル通り、説明もシンプルでわかりやすい。常にこれを意識してると時間がかかってしょうがないので体が覚えるくらいにならないとダメだ。