プレイフル・シンキング[決定版] 働く人と場を楽しくする思考法

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  • 宣伝会議
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883354931

感想・レビュー・書評

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  • Can I do it ? で考えがちだから
    How can I do it ? 思考を心掛けたい

    「もっと他力を頼りなさい」
    「知能や能力は分散して存在する」
    という考えも心の中の手の届く範囲に置いておきたい

  • 自分の目指すEdutaiment に最も近い書籍
    思想的には共感だが、具体的手法は入り口で止まっている感じ。著書の別の本が読みたい

  • 真剣に取り組むことがプレイフルの真髄で、「自分にできるか?」ではなく「どうやったらできるか?」というように、自分ではなく課題に目を向ける。
    体験→省察→経験のプロセスを辿り、体験を経験にする。
    失敗は恥ではない。「不合格」ではなく「Not yet」と考える。
    ビジョナリーカンパニーからプレイフルカンパニーへ。

  • プレイフルって?ワクワクするアイデア満載の本!『可能性は「状況」のなかにあるーHow can I do it?』何かに取り組む時に、自分にできるのか?ひとりでできるかな?と考えてしまっていたけれど、『この状況をどう活用できるか』『他者とどれだけ協同できるか』新たな視点として持ちたい。自分ひとりじゃできないかもしれないことも、家族や仲間とワクワクしながら、自分の枠組みを広げながら、夢を実現できたほうが楽しいね。


  • プレイフルってなに?
    読み始めの気持ちとしては、これだった。

    マインドセット的視点や課題設定の仕方など、新しい発見が多かった。

    着目点を「自分」にするのか、「課題」にするのか。

    活気のある(楽しいと思いながらする)場や課題にするにはどのような工夫があるのか。



    ✏️視点の転換
    ねらい 仕事(物事)をポジティブに捉える方法。プレイフルに。考え方。

    - [ ] 新聞紙、紙コップの活用方法
    ①物の新しい使い方を考える
    ②少人数グループでワールドカフェ形式
    ③全体交流
    ④メタ認知においた捉え方の紹介
    - [ ] あるものの違う使い方

    ブリコラージュ
    - [ ] 数種類の素材の組み合わせ(改新聞紙+改◯)
    人を喜ばせるためにを前提、食べ物でも可


    5年後の自分はどうなっていたいか
    - [ ] 長期目標を設定して短期目標を決める
    - [ ] 10年後の自分に手紙を書く
    - [ ]

    キャロルドゥエック 「Not yet」
    The power of yet | Carol S Dweck | TEDxNorrköping

    - ̗̀

  • canではなく、 howで考えること。
    自分の思考や場を変えて、仕事を楽しもう。
    すると、よく見せたいからよくなりたいへと変わっていく。
    つくって、語って、ふりかえる。

  • 『プレイフルラーニング』と対になる本。こちらは上田先生のひとりがたり。
    ポジティブ思考を勧める自己啓発本のようなものに見えるかもしれないが、これだけの一環した認識に到達するのは並々ならぬ実践の経験の賜物なのだろうと思う。
    面白そうだと思ったテクニックは真似してみる。

  • 渡辺の授業のコンセプトである「Playfulな学び」の原典.上田先生は「プレイフル・ラーニング」という本も書いているが,こちらの方が新しくてまとまっていると思う.学生は「仕事」を「学び」と置き換えて読んで欲しい.就職した人にも是非読んでもらって自分の仕事への取り組み方を見直して欲しい.きっと幸せになれる.

  • プレイフルというのは自身の感情に訴えかけるものであるが、一方で本書では「メタ認知」のアプローチを推奨している。メタ認知は俯瞰的に状況を把握するということであり、言ってみれば「その現場や状況に置かれている中で湧き上がる感情(物語的な感情)」は捨て置く必要があるということでもある。俯瞰的に状況を捉え、その中でプレイフルにということなのであろうが、言うは易し、なかなか実践が難しいことを言っているな、と感じた。
    ワークショップの実践例は本業でも即座に活用できそうなものもあり、参考になりました。

  • 初版本も読んだけど、その時から10年ちょっと働いてみてより強く『プレイフルであること』の重要性と難しさが実感できるようになったなと思った。

    冒頭にある「ワークショップでイキイキとしていた人が、職場に帰ると元の振る舞いに戻ってしまう」様子は何度も見てきたし、自分自身も経験してきた。これ何回も繰り返すと「ワークショップで人は変わらない」と学んでしまうから厄介で、自分自身ちょっとそういう傾向が出てきていたかもしれない。

    可能性は状況の中にある、という部分がすごく響いた。職場環境がどうあれ、働くのも、学習するのも、自分自身。周りの環境を活かすも殺すも自分次第。
    まずは自分自身が「How can we do it?」で考える習慣をつけるところから、また始めていこう。

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著者プロフィール

同志社女子大学現代社会学部現代こども学科特任教授、ネオミュージアム館長

実験的アトリエとして奈良県吉野川のほとりにネオミュージアムをつくり、1990 年以来、現在まで 50 近くの実験的ワークショップを実施している。現在、人と人が織りなすコミュニケーションから豊かな学びの場をつくる「プレイフル・ラーニング」という新しい考え方を構築し、実践的な研究を続けている。

「2020年 『プレイフルシンキング【決定版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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