今ある会社をリノベーションして起業する 小商い“実践"のすすめ

著者 :
  • ソシム
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本棚登録 : 92
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883379392

作品紹介・あらすじ

後継者の問題をかかえる会社、およそ180万社…。そんな会社の"ビジネスの素"と"みんなの居場所"を、次の世代にパスしていこう。誰もが後継者になる時代、到来。「リノベーション起業」が、日本を救う!お金をかけず、歴史を引き継ぎ、地域とともに働き・生活していく方法!これからは、「0から起業」よりも、「いいとこ取り起業」。

感想・レビュー・書評

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    ひきつぐかいしゃの見極め方、
    不動産のリノベーションは
    1、場所2.構造3.見た目、外見や内装
    場所は駅から徒歩何分の閑静な住宅地のようなスペック
    アドバイザーは法律課と財務系
    頼む時はいくらですかではなくこれぐらいでなってほしいと相場の提示
    ブランディング力。時間をかけて作るもの。
    最低限の外しては行けないルールは元の会社をこのままたたんだときよりもマシな形にする。だかは純資産にプレミアをつけてお金を払うことでただで会社をたたんで精算するよりも売主や債権者の利益を増やすことができる。
    全部買うのではなく、必要なところだけ買う、お金がかかるから無駄を削ぐ。

    家の近くに住む家賃補助、通勤ゼロ、睡眠、少し長くでも近いから家に着くのは20分早いトータルプラマイゼロ。

  • 継業についてどうやって進めていったらいいか悩んでいて出会った1冊。誰かがずっと大切に育ててきた事業を継いで新たに初めていくことは、たしかに古民家や古ビルのリノベーションと近い発想なのかもしれない、と納得。さて、ここからどうしようかな。

  • こんな方法があるの?!という驚きがありました。ただ、借金がある会社を引き継ぐのは、仕組みをわかっていたとしても、なかなか勇気がいる事だと思います。

  • 特に中小企業を中心とした、せっかく長い間存続してきたのに、世継ぎがいない・事業スキームが陳腐化した等の理由で運営を 終えてしまうのは勿体ないという課題に一 石を投じる一冊。

    ご自身の親類の倒産をはじめ数々の破産事 案にも携わってこられた著者による内容だけあって非常に実務よりの内容です。

    石の中から仏を掘り出すかのごとく、価値 ある企業のコンピタンスを掬いだす手法に は、人(経営トップ)が変わる即ち会社分 割の方法が一番だとされます。 こうした再生プログラムの実務に触れて デューデリジェンスの本質も理解できると いう、一粒で何度もおいしい思いができた と感じました。

  • 後継者がいなかったり、事業が傾いている中小企業における事業承継の一つの方法を提示してくれる本。
    事業承継や会社分割の方法を取るメリットや方法の手順について分かりやすく書かれている。
    確かに事業承継はゼロからの起業よりも大分楽だと思う。
    なにより目から鱗だったのは、既存のうまみのない業界で、リノベーションして再出発することは、新規参入も少ないだろうし、自分は初めから参入障壁の内側にいるのだから、それはそれでうま味のある戦略なのかもしれないということ。

  • 分かるけど、ハードル高いなぁ…という内容。

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著者プロフィール

1975年生まれ、埼玉県出身。ビジネスバトンプロデューサー。関西学院大学卒業後、デパート勤務を経て司法書士試験に合格。東京等で司法書士事務所を開業。現在は神戸に移り住み、事業承継や会社再生コンサルティング業に従事。著書に『今ある会社をリノベーションして起業する 小商い“実践”のすすめ』(ビジパブ)のほか、構成・編集協力を担当した『「他力資本主義」宣言』(湯川カナ著・徳間書店)がある。本作が初の小説作品となる。

「2015年 『リノベラー!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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