左官礼讃

著者 :
  • 石風社
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  • Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883440771

作品紹介・あらすじ

専門誌「左官教室」の編集長が綴る土壁と職人技へのオマージュ。左官という仕事への愛着と誇り、土と水と風が織りなす土壁の美しさとともに、打ちっ放しコンクリートに代表される殺伐たる現代文明への批判、そして潤いの文明へ向けての深い洞察を綴る。

感想・レビュー・書評

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  • 素材の無償性について なぜ美しいのか。気分がいいのか。かつて民家に使われた建築素材は、ほんらい無償の、地場にあるものだった。無償性は自然との連続性だと。恐らく僕が訪れたところと同じであろう、あるところのことが書かれていた。
    益子と讃岐のベーハ小屋(という表現ではないが)もあった。その仕事の有り様が高度に専門家していない、ゆるやかなありようが美しいのだと。

  • 土壁を主題に左官のあり方を考えさせていくれる書籍である。

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著者プロフィール

1943年静岡県浜松市生まれ。
1968年明治大学卒業。
同年(株)黒潮社入社。2007年9月まで月刊「左官教室」を編集。
2008年から月刊「さかん」を編集。09年11月の18号以降休刊中。

「2009年 『左官礼讃 Ⅱ 泥と風景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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