ロココの裏の欲望 モーツァルトのオペラワールド 永竹由幸

著者 :
  • ショパン
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883642205

作品紹介・あらすじ

優雅、華麗なロココ社会の裏にひそむ人間のデモーニッシュな欲望をオペラであばいた天才モーツァルト。

感想・レビュー・書評

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  • モーツァルトのオペラとそこから見出せる彼の人生、当時の音楽界について書かれた読みやすい1冊。

    特にここで言いたいのは
    一般的にアンチ貴族オペラとして認識されている「フィガロの結婚」について
    実は別にそんな事はなくて、彼が描きたかったのは男心と女心のすれ違い。
    全然単純じゃない人間の心を巧みに描き出しているからこそ、現代でも名作オペラと言われているんです。

    作者がちょっと偏った立場から書いている感があるので星3つ。

    でも面白いですよ。

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著者プロフィール

オペラ研究家、評論家。『オペラ名曲百科(上・下)』、『ヴェルディのオペラ』(以上、音楽之友社)、『オペラと歌舞伎』(丸善ライブラリー)『新潮オペラCDブック(全10巻)』ほか著作、翻訳・対訳も多い。

「2019年 『まとめてわかる! ドイツ・オペラの名曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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