- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883810130
作品紹介・あらすじ
2000年、春。ケータイサイトで発表された連載小説『Deep Love』シリーズ。その存在は口コミで広がり、アクセス数は実に2000万件を突破。アユに共感し、涙した読者から何万通ものメールが寄せられました。第2部『Deep Love ホスト』の主人公は義之。『アユの物語』で渋谷の街に消えた義之のその後の運命とは?そして、義之にふたたび空を見上げる日は訪れるのか。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
ちょいちょい出てくるエロシーンがなければ
子どもに読ませることもできるのになぁ…
バブルな時代を思い出させる話だったけれど、
第一部よりは希望があって読後感はよいかな… -
前回と同様に最初から刺激の強いシーン。
冒頭は大事だし、普段本を読まない人でもこれによって入りやすくなるのかもしれないけれど、私はあまり好きじゃないです。でも、現実をそのまま描こうとしたらそうなるのかもしれない。作者が何よりも書きたかったのはきっと「現実」だろうし、伝えたかったのは「それに打ち勝つ力」だと思うんです。
義之の見た世界、ホストの世界は生易しいものではありませんでした。お金と偽りで象られた世界に悲しくもなるけれど、そんな中にも隆や純、拓や沙羅のような人たちがいる。それは大きな救いな気がします。人形のようだった義之が空を見上げることができるようになったように、人は変わることができる。ヒトミのように、正しい道に歩みなおすこともできる。勇気付けられた気がします。
たくさんの人が死んでしまったけど、人は死んだら終りじゃないと思う。死んで終わるものもあるけれど、覚えている人がいてくれる限り、それは本当の「死」ではないと思う。そうは思ってもやっぱり人の死は悲しいものですね。 -
もう深いことは考えちゃいけない。超展開とかそういう概念自体を捨てて読み進めなければ楽しめない。
ラノベだとか漫画だとか、若者がハマるような文学作品はどれも似通っている。ケータイ小説を馬鹿にしている若者は、自分も似たようなものにハマっていることが分からないんだろう。 -
■09107.
<読破期間>
H21/8/23~H21/8/23
<本の内容>
第2部『Deep Love ホスト』の主人公は義之。
『アユの物語』で渋谷の街に消えた義之のその後の運命とは?
そして、義之にふたたび空を見上げる日は訪れるのか。 -
人間、そこまで荒れるもんやろかぁ・・・?
-
アユの物語で登場した義之が主なお話。
汚れのないまっすぐな男の子がホストの世界に入り、
いろいろと学んでいく…
しかし支えだったアユが死んでしまい、
そこから立ち直る義之が描かれている。
とても泣けるお話。 -
DeepLoveの2作目の「ホスト」
アユの死から義之の人生が変わっていく。
号泣できる本です。 -
この本は3部作続いています。
2部目の内容は1部目で義之が消えてしまった事実が
明らかになる内容です。
アユの気持ちを探るべく ホストの道を歩み始めた義之が
様々な出会いをして人に影響を及ぼしていく義之が描かれています。
人を失って愛してやまない気持ちが描かれていると思います。
カーテンを閉めて大好きだった空を見ようとしない場面
義之の一つ一つ読んでてほんと見ててせつなかったです。
1部作とは違い過激なシーンは少なく過激なシーンが苦手な人には
この本がおススメになっています。 -
DeepLoveの第二弾で、この物語の中心はアユと出会って変わった男の話です。弱かった男はアユと出会い精神的に変わっていきます。
そしてある日ホストをはじめます。しかしホストがどういったものなのかわからないのを逆手に取られいろいろなわなにはまっていってしまいます。そのなかでも彼はNo.1ホストにのぼりつめるという物語です。初めて読んだときは話がごちゃごちゃしていてあまり理解できませんでしたが、今回読みなおして理解し次の第三弾も一気に読んでしまいました。