- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883863488
作品紹介・あらすじ
朝目覚めると、福山の隣にみすぼらしい中年の男が眠っていた。酒に酔ってお持ち帰りしたらしい。見覚えのある顔、細い綺麗な指。…男はなんと、福山が勤める会社の経理部の部長・仁賀奈だった。仁賀奈は五十歳の今まで童貞で、女性は勿論男とも付き合つたことがないという。初心で化石のような男が新鮮で、福山は「年下の可愛い恋人」として付き合い始めるが…。
感想・レビュー・書評
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おじさん受け。おじさんは51歳
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初めて読んだ木原さんの本。
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嫌いじゃない。嫌いじゃないけど、おじさん萌えがないのでちょっと盛り上がらなかった。
イケイケのゲイ×冴えないおっさん
酔って目覚めたらとなりに冴えないおっさん。よく見れば同じ会社の経理部長だった。これまで誰とも付き合ったことがなく、福山の告白に感動したからゲイでもないのに一夜を共にしたという仁賀奈。さすがにこんな冴えないおっさんはナイと、福山は付き合えないと言うつもりが、ちょっとしたからかう気持ちから何度か寝た。若くてイケてる自分に相手にしてもらって仁賀奈はラッキーだ。くらいの気持ちでいたのに、はっきりしない仁賀奈は一体何をどう思っているのかわからないうちにいつの間にか福山の方こそ仁賀奈が好きで好きでたまらなくなり…
思い上がりも甚だしい福山だけど、仁賀奈も大概はっきりしない。好き同士のすれ違いとかそういう次元ではなくて、何もかもが噛み合わない2人でした。
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たまには変わり種なBLも面白い。
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"すごいっっっ! 究極のオヤジ受けですね!!!
ここまで徹頭徹尾ダメおやじ(しかも50代)と30代イケメンとのカップリングなんて、前代未聞ではないのでしょうか。勇気あるなあ……。" -
枯れてるオジサン受。表紙も清々しい程のオジサン受。木原先生の萌えの深淵が覗けました。攻が次第に受にどっぷりとハマっていく過程が楽しめる一冊。好きな人に執着する過程(ねちっこいw)を書かせるとNo.1だと思うの。ただ少し高齢過ぎた為?あまりバイオレンスでなかったので評価はこんな感じ。