- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883927210
感想・レビュー・書評
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面白かったというか、現実を思い知らされ、鬱々となった読後感ですねぇ…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、この本出版されたのももう結構昔なのですけれども(2009年くらい?)今現在もまだ、不景気は解消されておらず、先行きは不安な毎日ですねぇ…。
まあ、この当時の違法な派遣労働とかは無くなったのかもしれませんけれども…そうして、正社員への門戸も開かれてはいるんでしょうけれども、ブラック企業やらパワハラやら…問題は山積みだと思います。
ヽ(・ω・)/ズコー
そんなわけで、この著者はシリーズには一通り目を通しているんですけれども、今回は著者自身が底辺労働を味わって書いているため、何かと文面からツラさが伝わってくる仕上がりになっています…。
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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筆者の日雇い労働者の生活の体験談。
現代社会の暗部に切り込むノンフィクション。 -
宿無し・定職無し生活(1ヶ月)の体験レポート。「労働力を買い叩かれている」という表現が印象的でした。首都圏を、西へ東へ移動しながら、日雇い仕事と就職面接を繰り返していた日々を思いだします。日雇い労働を続けることによる精神の荒み具合には個人差があると思いますが、貯金が難しいことと、社会保障から漏れてしまうことは事実です。上手なやり方があるのかもしれませんが、それもこれも知識を蓄え、時間を確保してこそ。その2つを奪われてしまうのが、現代版「貧すれば鈍す」の形なのかも。
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半ば強がりで日雇いでも生きていけるなんて思っていたが、実体を知らないまま言ってもしょうがないので読んでみた。
まえがきとして書いてあったが終盤に著者の悪口が増えてくるのが、その場しのぎの生活によってだんだん追いつめられている感があると思った。
まあ単に著者の性格が悪いだけかもしれないが。
バイト暮らしも考えに入れていたが、やっぱり先はないんだなぁと思わせる。
食い泊まることはできても病気ケガで働けなくなるとそこで詰みになる程度の稼ぎしかない事がわかる。
それでも気楽そうでうらやましくも思える。
電話連絡であっさり辞められるあたり、日雇いは本当に単純労働力としかみなされていないんだなぁと思う。
本当に誰でもできる仕事ゆえに何の感慨も得られない
つまらなさとかを嘆いていたが、仕事に金以外を求めていない人ならば案外合うかもと思った。
p218「明るく元気にハキハキと。常にお客様の視点に立って職務に励もう。上司、同僚は家族と同じ。目標達成のため一丸となって頑張ろう。こういったことが性格的に苦手で苦痛という人もいる。集団で行動するより、一人で言われたことを言われたとおりにやるだけのほうがいいという考えの人もいる。傍から見れば「こんなこと、何が面白いんだ」と思ってもそれで十分ですと言う人もいるのだ。」
とあったが、自分の場合はそんな感じなので、最悪この状態になってもやっていけるような気はする。
とはいえ、できればなりたくはないので、頑張ろうと思った。
ところで夜食とタバコはやめればもう少し金銭に余裕が出たんじゃないかと思ったが余計なお世話か。
作中では日雇いの中で希望を失った人々が出てくるが、
こういう人が出るような社会環境をどうにかすべきなんだろうなと思った。 -
日を追うごとに作者の文体が殺伐としてきて、住む場所が不定、仕事も不定というのはそうとうきびしい環境であると思いました。
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実体験ルポ。
日雇い、満喫、スーパー生活を一ヶ月。
著者は、何も残らないと言っているけどやり方次第な気がする。 -
若いうちは日雇いの体力仕事で食べて行けるんだろうけど、年齢重ねると無理だよなーと思います。それに、若いうちから体力仕事だけだと、後に何も残らないですよね。誰もが日雇いという働き方になりうることだと思うので、気をつけたいです。
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日雇いという実感としてはそんなに間違ってはないと思う。
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リサーチしてからの行動とはいえ、支出や仕事内容まで記してあるのでいざという時の参考になります。
極めて率直的な筆者の言動に賛成できる点もありますが、どうも上から目線で判断しているのが気に障る点でもあります。