バレると後ろに手が回る脱税のススメ

著者 :
  • 彩図社
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883927784

感想・レビュー・書評

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  • 元国税調査官だけあって、現場でどう対応するか?
    というのが、知識ではなく、様々なアイデアを提案して、
    その中から 節税の方法を 指南する。
    税金に関して、正面切って取り組んでいるおもしろい 本だ。

    税金とられているけど、実際は 税金は無駄遣いが多いので、
    できれば、税金をかしこく納める事が必要だと言う。
    何故無駄遣いするのかと言えば、他人の金だからだ。

    脱税が成功する 3つの要素は、
    「不特定多数の客を相手にしていること」
    「領収書がいらないこと」
    「現金収入であること」

    税金とは、あくまでも 申告で成り立つ。
    そのために、修正申告もある。更正となれば、税務署の指示である。
    しかし、税務署は 質問検査権をもち、黙秘権は使えない。
    任意捜査、強制捜査ができるのである。

    脱税の手口は
    「収入除外」「経費の仮装」「在庫の除外」がある。
    税法の盲点を突く、脱税方法は、
    「調査回避」「無申告」「踏み倒し」にある。
    究極の脱税は、会社を倒産させることである。

    税目別脱税。
    「相続税」;離婚の手法で、慰藉料を払う。
    「贈与税」;お金でなく、モノをあたえる。
    「源泉徴収税」;日当支払い。9928円以内。
    「関税」;外国人パスポートの活用。

    脱税しやすい業種
    「パチンコ業」「医師・病院」「学校法人」
    「風俗業」「宗教法人」「建設業」「大企業と総会屋」
    「政治家」「家族企業」「高級官僚」「農家」

    税金を正しく理解して、正しい脱税をしよう。
    なるほど。

著者プロフィール

1960年生まれ、大阪府出身。
元国税調査官。主に法人税担当調査官として10年間国税庁に勤務。
現在は経営コンサルタントの傍ら、ビジネス・税金関係の執筆を行なっている。フジテレビドラマ「マルサ!!」監修。著書に『脱税のススメ』シリーズ(彩図社)、『完全図解版 税務署対策最強マニュアル』(ビジネス社)、『サラリーマンのための起業の教科書』(小学館)などがある。

「2023年 『正しい脱税』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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