ソープランドでボーイをしていました

著者 :
  • 彩図社
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本棚登録 : 200
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883929733

感想・レビュー・書評

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  • 東日本大震災と株投資やらで失敗してから、死にものぐるいで東京出稼ぎを試みる妻子あり中年男性の実話仕事日記。
    月収40万円のチラシを見つけ、転職した仕事が吉原の高級ソープランドのボーイというアングラなイメージのある仕事。
    タイトルに反してエロ的な要素はほぼ無し。
    こういう業種の仕事も存在するということで、ビジネス書の一種になるかと思った。

    理不尽な人間関係や仕事の激務などの詳細が軽い文体で書かれていて余計に感情移入できたし、著者から勇気をも頂きました。

    真夏に炎天下の中、スーツを着て風俗店の入り口で客引きをしているボーイさんに対して、いつもと違う目で尊敬の気持ちで見てしまいそう。

    著者ならどこでも生きていけるだろうし、その勤勉さがあればなんでもできるだろう。仕事に対して刺激を受けた一冊。

  • 仕事は何でも大変。3日しか休みがない。

  • とりあえず、表題にひかれ読んでみました。
    言っときますがエロいところは一箇所も(?)ありませんよ。
    あの独特の世界を一回でも経験したことのある人には面白いと思いますよ。ただただ、あの世界での独特な人間関係がそこにはあります。
    ある意味で風俗ノンフィクション。ある意味で親父の戦い、家族愛(?)がそこには書かれていました。
    「金」ごときで「死」を選択するくらいならこんな世界で「汗」かいてみてからでも良いかもしれませんね。
    もしかしたら「縁が運を呼ぶ」かもしれませんよ

  • 家族のため一念発起して業界に飛び込んだ男の奮闘記。営業もしなければならないハード極まるボーイの世界。生半可な人間には務まらないなか、次の職が決まるまでやり遂げた筆者の誠実な性格が好きです。

  • リアルな東京の話。母数が多い分十人十色の生き方があって、色んな人をみることで、あー自分も生きてるんだなって感じられる場所だと思う。
    吉原の裏側を見れたようで、とても楽しめた。内容が面白かったので、もっとボリュームがあればいいのにーって、思ってしまった。
    一生田舎暮らしじゃ知れないことって多い気がする。

  • ソープで働くとして、たとえそれがどんな職場であって、歳とってからのチャレンジだとしても、真っ直ぐに希望をもって働くことがいかに尊いかが沁みた。

  • 転んでもタダで起き上がってはイカンな~。真面目に、そしてしたたかに生き抜いた著者の行動力に勇気をもらいました。

  • 4/23

  • なるほど、こんな世界もあったのかとドアの隙間から覗いた気分。文体は軽いので読むのに2時間もかからないかな。ぼーっと読むのにちょうどいい。

  • 大変

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