現代中国語訳の聖書―モリソン訳から改訂和合本聖書に至る翻訳史

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  • せせらぎ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (75ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884162306

感想・レビュー・書評

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  • 日本語の聖書の固有名詞とか典礼用語とか(基督、神、、聖霊、四旬節などなど)は中国語由来のものが多いが、なんでなのかずっと不思議だった。これらの用語はすでに19世紀はじめにはさだまっていたということはこのほんをよんではじめてし知った。とは言ってもこの本の主題はこの辺りのことではなく、もう少し時代が下ってから。20世紀終わりからの中国のキリスト教界の動向も興味深い。記述が簡単すぎるのはこのボリュームからすればしょうがない。むしろよくまとまってると思います。

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著者プロフィール

沼野治郎(言語学修士、ブリガムヤング大学)は、1941年中国上海生まれ。大阪外国語大学中国語科(現大阪大学)卒、1974年から1976年までBYUに学ぶ。1980年以降、徳山大学、広島国際学院で英語教育に従事。1988-2000年、季刊「モルモンフォーラム誌」を刊行。著書に『私が接した言葉とその文脈』、『モルモン教をどう見るか:第三の視点をさぐる』、『現代中国語訳の聖書』がある。その他、ダイアログ誌、モルモン歴史学会報などに論文を投稿している。

「2017年 『モルモン書は現代の偽典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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