Coyote No.75 特集 山行 宮沢賢治の旅(表紙巻頭:五十嵐大介)

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  • Amazon.co.jp ・雑誌 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884185824

作品紹介・あらすじ

十代の頃から宮沢賢治は故郷の山々をくまなく歩いていった。

特に岩手山には魅かれ、健脚を誇るように何度も山行を決行した。

山に登り、里に下りて、宮沢賢治は見た光景を忘れまいと

一所懸命にスケッチをして詩や童話を生成していった。



たとえば朝の霧の中で、山の一角が白く光って見える。

朝の光がたんに何かに反射しているだけかもしれない。

宮沢賢治はこの光はただの現象ではなくもっと深い意味があると考える。

自然から自分へのメッセージなのだと。朝の山の中にいて心揺さぶられていく。

自分と世界が呼応する瞬間がある。自分はここにいる。世界は目の前に開けている。



自然を知るために、今こそ宮沢賢治の山行を考えてみたい。

宮沢賢治の原風景をとおして、作品の奥にある彼の思いを考える。

見えない世界の不思議を発見する旅へ。

感想・レビュー・書評

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  • Coyote No.75 特集 宮沢賢治の旅
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      宮澤賢治と言えば

      『花椿』2021年秋冬号(No. 829)「LIVING ON THIS BEAUTIFUL PLANET」 | 最新号とバックナンバー | 花椿 HANATSUBAKI | 資生堂
      https://hanatsubaki.shiseido.com/jp/about/backnumber/14884/
      2021/10/19
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著者プロフィール

1896年(明治29年)岩手県生まれの詩人、童話作家。花巻農学校の教師をするかたわら、1924年(大正13年)詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を出版するが、生前は理解されることがなかった。また、生涯を通して熱心な仏教の信者でもあった。他に『オツベルと象』『グスグープドリの伝記』『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』など、たくさんの童話を書いた。

「2021年 『版画絵本 宮沢賢治 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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