佐藤一斎『重職心得箇条』を読む

著者 :
  • 致知出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884743604

感想・レビュー・書評

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  • 勧められて読みました。教訓になる素晴らしい本であるという感触を得ましたが、1、2回読んだくらいでは不十分でした。解釈本もあるので併せて何回も読んでみようと思います。悟りが開けることを期待したいと思います。

  • 「人の上に立つ者の必読書、行動指針」とある。
    重職ではないが、いちおう管理職なので読んでみた。100ページあまりで軽く読めるが、内容は流石に深沈厚重だ。
    「八 重職たるもの、勤向繁多と云う口上は恥べき事なり(重役たるもの、仕事が多い、忙しいという言葉を口に出すことを恥ずべきである)」は若い頃から意識してきた。
    17箇条、折に触れて読み返すことにしよう。

  • 人をまとめていく立場にある者には、何度も読んで噛みしめると良いのだと思う。(HPの日記より)
    会社のグループ内で紹介した。

    【Amazon紹介文】
    佐藤一斎とは、江戸末期の名儒学者であり、名教育者である。
    『重職心得箇条』は、つまりリーダーについて、その心得を述べたものである。
    本書は『重職心得箇条』に説かれている不易のリーダー論を、
    現代のビジネス・リーダー向けにわかりやすく一条ずつ原文を引きながら解説していった語録である。
    一条一条について平易に語られる内容は、極めて重く、時代を超えて現代のビジネス・リーダーにとっても大変示唆に富み、意義深い。
    現代のリーダー必携・必読の書といえよう。

    ※2002.2.2読書のすすめから到着
     2002.2.11読書開始
     2002.2.16読了
     売却済み

  • 江戸時代の書籍だがリーダーシップに対する考え方は普遍

  • 「深沈厚重」、「磊落豪雄」、「聡明才弁」の人物条件。常に携帯して素読する習慣を続けなくては。

  • 重職に付く人には、大事なポイントが書かれている。読んで納得する事がとても多い。短い本なので繰返し読んで、暗記してもいいかも。

  • 「重職」「重役」の「重」の字義をしっかりと考えさせられる。分量は少ないが、それこそどっしりとした重みのある内容。

  • 聖徳太子の17条憲法、この本の「住職心得箇条」全17条、ちょっと変わったところでは倫理法人会の栞17ヶ条。
    人の上に立つ人には「17」はちょうどいい数字なのかな?
    自分には多すぎ(^_^;) よいことがいっぱい書いてあったけど、明日になるとほとんど忘れてしまいそう(汗)
    とりあえず、【知識<見識<胆識】
    《仕事をするには知識を持つだけでは何にもならなくて、知識をもとにした判断=見識、そしてそれを実行する=胆識、がとっても大切だ》ということだけでも覚えておこう!

著者プロフィール

明治31年大阪市に生まれる。
大正11年に東京帝国大学法学部政治学科を卒業
昭和2年に金鶏学院を設立。
陽明学者、東洋思想家。
終戦の詔の起草者の一人。
昭和58年死去

著書
『易學入門』『全訳 為政三部書』『東洋思想と人物』『暁鐘』『王陽明研究』『陽明学十講』『朝の論語』『東洋学発掘』『新編 経世瑣言』『新憂楽志』『老荘思想』『古典を読む』『人物・学問』『光明蔵』『政治と改革』『古典のことば』『この国を思う』『儒教と老荘』『旅とこころ』『王陽明と朱子』『人間維新Ⅲ』『憂楽秘帖』『明治の風韻』『天子論及び官吏論』(明徳出版社)

「2000年 『人間維新 III』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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