そのサラダ油が脳と体を壊してる (百年賢脳・健康法 PART 1)
- ダイナミックセラーズ出版 (2014年6月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784884933500
作品紹介・あらすじ
専門医が原因究明。病気を起こし、脳を破壊する危険な油。認知症、うつ病、メヌエール氏病、花粉症、アトピー性皮膚炎、糖尿病、心疾患、ガン等の原因となる"サラダ油"の正体!
感想・レビュー・書評
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山嶋哲盛 著「そのサラダ油が脳と体を壊してる」、2014.6発行です。面白く、興味深い内容で、勉強になりました。60兆個の細胞の寿命はいろいろで、腸壁細胞は数日、赤血球は4ヶ月、骨細胞は10年以上、そして神経細胞は一生もの(入れ変わらない)。脳細胞は増えないけど、例外的に増えるのは記憶に関する細胞。その細胞は酸化ストレスに弱く、60歳頃から近時記憶障害が。脳は約1300gで6割があぶら、残りが蛋白質。良質のあぶらを摂ることが大事。青魚の脂肪酸、オリーブ油、ゴマ油OK、サラダ油ほどほどに。加工食品控えて!
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◎オメガ3は多めに摂る。オメガ6は少なめに。4:1の割合。オメガ6は植物油で調理されたもの。
◎オメガ3→DHA,EPA(アジ、イワシ、サンマ、サバ)、エゴマ油、しそ油、亜麻仁油、昆布
◎植物油の主成分であるリノール酸は精製される段階で何度も加熱され、さらに調理で加熱もすると神経毒のヒドロキシノネナールがさらに大量発生。
◎リノール酸は体内代謝で血管に炎症を起こす。
サラダ油を水素添加して固形化したトランス脂肪酸の問題。→マーガリン、ショートニング、パーム油。
◎では熱に強い油は?→米ぬか油とごま油。
油は酸化しにくくするため、なるべく光に当たらないよう色つきのビンに入れる。
◎紅花油・サフラワー油は米国産のハイオレイック品種はリノール酸濃度が12%オレイン酸78%とオリーブ油に成分が似ているので選び方さえ間違えなければ問題は少ないかも知れない。さっぱりとしたマヨネーズやドレッシングに向いている。
◎エゴマ油→生絞りは澄んだ淡黄色、多少生臭い。焙煎したものは褐色、紫蘇の香り。温野菜や味噌汁、ラーメンにも。
◎亜麻仁油→光と酸素を遮断した低温圧搾法で作られた一番搾りが最高品。加熱料理には向かない。花粉症やアレルギー体質の人は毎朝小さじ1〜2杯を、3ヶ月たっても改善しなければ効果はきたいできない。
◎オリーブ油→瓶詰めの日付か輸入日が印刷されているもの、製造日は新しいもの、低温圧搾のもの、酸度が記載されているものを。北イタリア産の方がオレイン酸の量が多い。エクストラバージンオイルを。色つきガラス瓶入りを。安いものはサラダ油と一緒。
◎米ぬか油→加熱料理に最適。製造は時間との勝負から地方のメーカーが得意か?
◎ごま油→加熱料理に最適。 -
サラダ油は何が悪いのか。それはリノール酸が多いからだ。リノール酸は人間にとって必要な脂肪酸だが、高温で加熱すると非常に強い毒性を持つ成分ができてしまうのが問題だという。サラダ油を作る過程で何度も高温処理されるので、家庭で気をつければいいというものではないそうだ。なるほど…。菜種油はリノール酸が少ないがほとんどが遺伝子組み換えなのが問題。なるほど、そういうことだったのかと納得。
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パーム油はだいぶ体に悪いようだ。外食で油系は食べない方がいいらしい。そうなると…。やっぱ寿司屋か!
安全なのは、寿司屋・おでんや・焼肉屋・鍋物屋・ステーキハウス・上質オリーブオイル仕様のイタリアン・揚げ物食べなければ、そば屋・うどん屋
パーム油使用
カップ麺・インスタント麺・スナック菓子・チョコ・マヨネーズ・スパゲッティソース・カレールー・マーガリン・ショートニング -
一口に食用油と言っても、作り方とその性質で体に与える物が違います。その油の性質を知って、使い方を知ればより体の為にもなるし、怖い真実も知ることに。。。
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いままで植物油が良いとバターよりマーガリンが良いと思っていたけど・・・キャノーラオイルまでだめだとは!
米油かごま油に変えよう。オリーブは品質がわかりにくいのでパスしようか?
物忘れも油のせいかも??? -
サラダ油を加工して固形化させた物がマーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸になる。
この本で学んだ大きなことはそれ一つくらい。
普段から油には気をつけているので、普段の食生活を変える必要性があるほどの衝撃はなかったのでこの評価。
あ、後オリーブオイルは安いのだと、品質がサラダ油と変わらないから気をつけなければ。
やはり亜麻仁油とシソ油と荏胡麻油最強。
サラダ油はヒドロキキノネナールと言う有害物質を多量に含んでいる。