歴史の狭間のベラルーシ (ユーラシア・ブックレット No. 68)

著者 :
  • 東洋書店
3.00
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 15
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784885955235

作品紹介・あらすじ

周囲の大国に翻弄され続け、ソ連崩壊を受け独立したベラルーシ共和国。国民国家建設の困難な道程を、近代ナショナリズムの歩みと対比しつつ通史として明らかにする。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 金大生のための読書案内で展示していた図書です。
    ▼先生の推薦文はこちら
    https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18338

    ▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
    http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BA69302113

  • ベラルーシの歴史概観。
    「脈絡のない話のパッチワークのようにお感じに」なりました。
    シリーズもののスピンオフをいきなり読んでしまったような気分。
    「不思議の国ベラルーシ」を先に読むべきだったかも。

    ブックレットだから細かく情報を入れられなかったのかもしれないけれど、ちょっと信頼性が低そうな気がする。
    触れられている「ベラルーシ人による研究」が「つくる会」系なのかまともな研究なのかもよくわからない。

    ベラルーシのイメージをつかむのはちょっと大変そう。
    むしろ「つかみにくい流され系」と思うべきなのか。

  • 学校の課題で読んだ本。ヨーロッパにその身をおきながらも、「ナショナリズム」感情の希薄な国ベラルーシ。そこは題名の通り、歴史の狭間に生きた国家だった。
    ヨーロッパには珍しい、国家ありきの民族が存在する国。東欧にはあんまり興味無かったけど、面白かった!

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

一般社団法人ロシアNIS貿易会・ロシアNIS経済研究所副所長。
1964年生まれ。東京外国語大学外国語学部ロシヤ語学科卒業。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修士課程修了。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程(歴史地域文化学専攻・スラブ社会文化論)修了(学術博士)。社団法人ソ連東欧貿易会・ソ連東欧経済研究所研究員、在ベラルーシ共和国日本国大使館専門調査員などを経て、2017年から現職。
主な著作に、『ベラルーシを知るための50章』(2017年、明石書店、越野剛氏との共編著)、『不思議の国ベラルーシ――ナショナリズムから遠く離れて』(岩波書店、2004年)、『ウクライナ・ベラルーシ・モルドバ経済図説』(東洋書店、2011年)など。

「2018年 『ウクライナを知るための65章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

服部倫卓の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×