- Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
- / ISBN・EAN: 9784885955235
作品紹介・あらすじ
周囲の大国に翻弄され続け、ソ連崩壊を受け独立したベラルーシ共和国。国民国家建設の困難な道程を、近代ナショナリズムの歩みと対比しつつ通史として明らかにする。
感想・レビュー・書評
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金大生のための読書案内で展示していた図書です。
▼先生の推薦文はこちら
https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18338
▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BA69302113詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ベラルーシの歴史概観。
「脈絡のない話のパッチワークのようにお感じに」なりました。
シリーズもののスピンオフをいきなり読んでしまったような気分。
「不思議の国ベラルーシ」を先に読むべきだったかも。
ブックレットだから細かく情報を入れられなかったのかもしれないけれど、ちょっと信頼性が低そうな気がする。
触れられている「ベラルーシ人による研究」が「つくる会」系なのかまともな研究なのかもよくわからない。
ベラルーシのイメージをつかむのはちょっと大変そう。
むしろ「つかみにくい流され系」と思うべきなのか。 -
学校の課題で読んだ本。ヨーロッパにその身をおきながらも、「ナショナリズム」感情の希薄な国ベラルーシ。そこは題名の通り、歴史の狭間に生きた国家だった。
ヨーロッパには珍しい、国家ありきの民族が存在する国。東欧にはあんまり興味無かったけど、面白かった!