お母さんの愛情: 子どもの難しい時期を支える力

著者 : 伊藤友宣

• 朱鷺書房 (1993年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[たくみさんの感想 · 2010年3月14日]

もう随分と昔に出版された育児本なんですが、
イジメをする中学生、嘘をつく小２、受験で失敗して学校へ行きたがらない子など、
年齢にあった対処法や子供側の気持ちが丁寧に解説されています。

登校拒否になってしまっているお子さんの気持ち、親の心構えなどが参考になりました。

「子供をどうかしてやろうと力んだり、焦ったりするのは、もうお辞めなさい」
「自らが精一杯の力で人生を切り開いていくには、
いつまでも親に向いている子では、どうにもならないのですから。」
「自分のエンジンで動かさない以上、生きてはいけないものだと、
親は悟らねばならない」そうです。

「親が内心、この子はダメではないかと心配している限り、
子供はダメ」
信じてあげる、子の事をシッカリ確信してあげるって大切なんですね。