- Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
- / ISBN・EAN: 9784886223005
作品紹介・あらすじ
いま、女の側から人類進化論を考えなおすとき、定説では説明できないさまざまな矛盾や疑問が解決され、従来とはまったく異なる驚くべき進化の道すじが明らかにされる。
感想・レビュー・書評
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あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート
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『迷惑な進化 病気の遺伝子はどこから来たのか』 の 訳者あとがきで紹介されていた本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
女の由来 エレインモーガン どうぶつ社
この本が目指す主題は「女の由来」を紐解く
男社会が持つ偏見と歪みに対する皮肉めいた忠告と
権威という抵抗勢力に対して女であるとともに門外漢である著者が学会の外から風穴を開けようとするもので
人類はクジラのように海に戻りながらも再度陸に上がったと言う新たな着眼による人類進化論を深堀りした蟻の一穴となる
この2つの目的を絡ませ文学的な表現によって織り込まれた学術書と言えるのだろう
三章までは素直にのめり込めて面白かったのだけれど
段々に未知を切り開く痛快さを通り越して
狩りを前面とする男社会の傲慢さを語るクドさに疲れ
読むペースが落ちたのが残念だった
狩りと遊牧における社会性の違いを見落としているようにも思うし
旅の民と一線を引く土地に執着する農耕の民についても
軽視しているのではないだろうか
著者はアメリカという侵略で生み出された特殊な男女間を引きずる社会で生まれれ育ったが故の正義感と視野に取り込まれているようにも感じた -
サルは一度イルカやクジラみたいに水棲動物になって
から、人間に進化したという説に基づいて書かれた、
女性論の本。水に入ってサルの背骨が伸びて、体毛が
薄れセックスは向かい合わせでないとできなくなって、
向かいあうと、女は恐怖を感じるので、男はセックス
しながらやさしい言葉をせっせと語ったのが愛のはじ
まりというようなことが書いてあった。とても面白
かった。