コミンテルンとルーズヴェルトの時限爆弾: 迫り来る反日包囲網の正体を暴く

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  • 展転社
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784886563804

感想・レビュー・書評

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  • もはや現代アメリカで語ることがタブー視されている大統領、フランクリン・ルーズベルト。容共主義者であり、人種差別主義者であり、大虐殺者。ヒトラーがボーイスカウトに見える、希代の独裁者。今こそ米国に大東亜戦争の責任を糺す時が来た。

  • 『コミンテルンとルーズヴェルトの時限爆弾』

    ほぼ日書評 Day292

    言論誌への寄稿を編纂したものなので、通しで読むと論点の重複は多い。一方で、リアルタイムでそのときどきの政局に対する批評や解説が加えられており、なるほどあの時の某首相のあの発言はこのように解釈できるのか!と追体験ができるのが面白い。

    先般、書評アップした『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』にも続いて筆者が一貫して主張していることの一つに、共産主義勢力(党)は民主的な政権交代などつゆほども望んでおらず、むしろ現政治体制を崩壊・破滅せしめることが究極の目標だという点。この観点に立つと、桜や学術会議といった国政に大きなインパクトがあるとは思えない些細な事象に過度にこだわったり、対案をひとつも提示することなく反対のための反対をなす類の常人からすれば愚かとしか評価できない行動が、俄にロジカルなものと思えてくる。

    民主党なよる政権獲得の立役者の1人である小沢一郎氏などは、ある意味、こうした勢力の被害者だったと言うこともできるのかもしれない(政治手法的には負の側面を指摘されることも多い同氏だが、二大政党を目指すという志は高邁なものだったと官僚経験者から聞いたことがある)。

    第3章で取り上げられる日本国憲法制定(大日本帝国憲法の改正)が行われるまでの米国当局との気の遠くなるようなやり取りは、これまで全く知らなかった。憲法という対極的な法体系だからこそ、細部にこだわるべきということがよくわかる解説で、ご存知ない方はこのパートだけでも読む価値がある。

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  • いくつかの論文を掲載しているので同じエピソードがいくつもあり「あれ?これ読んだよね?」ってなってた(笑)それだけが残念( ´△`)

  • 記入漏れ。FDRの妻と蒋介石の妻、そしてコミンテルン。衝撃的な内容だった(付箋も貼ったし衝撃だったが、だいぶ前なので忘れた)。

  • 資料の八来るで歴史はずんずん変化する
    ところでコミンテルンさんたちは、ソ連のくびきを
    離れて今は独立独歩なのかな?

  • 戦後レジュームからの脱却、自虐史観の見直しと言われる根拠が良く分かる内容となっています。
    大東亜戦争は事実であるが、何故、起きたのかはあまり語られない。
    この本では、スターリン、共産主義者らのコミンテルンによって戦争へと導かれた日本を知ることが出来ます。
    現在の日本は中国共産党のプロパガンダに晒されていることは、大東亜戦争と近い状況ではないでしょうか?
    戦争に反対する反戦運動家にこそ読んでいただきたい内容です。
    そして、国際化といわれる国民の教科書としてもお勧めする一冊です。

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著者プロフィール

江崎道朗(えざき みちお)
評論家・情報史学研究家、麗澤大学客員教授。1962(昭和37)年東京都生まれ。九州大学卒業後、月刊誌編集、団体職員、国会議員政策スタッフを務めたのち、現職。安全保障、インテリジェンス、近現代史などに幅広い知見を有する。2019年第20回正論新風賞受賞。オンラインサロン「江崎塾」主宰。
著書に、『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』『日本占領と「敗戦革命」の危機』(以上PHP新書)、『日本は誰と戦ったのか』(KKベストセラーズ、第1回アパ日本再興大賞受賞)、編訳書に『米国共産党調書』(育鵬社)など多数。

「2023年 『ルーズヴェルト政権の米国を蝕んだソ連のスパイ工作-ー「米国共産党調書」を読み解く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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