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- Amazon.co.jp ・本 (554ページ)
- / ISBN・EAN: 9784886825872
作品紹介・あらすじ
究極のカルトバンド、ザ・キンクスの逸話に満ちた30年史、本邦初公開。ザ・キンクスはデイヴィス兄弟のエゴのぶつかり合いからすばらしい音楽を作り出し、そのせいでスーパースターになりそこねた。キンクス保存協会の会員たちに贈る、愛すべきひねくれ者たちのストーリー。
感想・レビュー・書評
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レイ・デイヴィスの自伝的小説「エックス・レイ」のサブテキストとして。合わせて読むと、アーティスト自身の関心(としてアーティストが人々に印象づけようとすることども)とロック・ミュージックに対する一般的な関心とのズレが一層はっきりして興味ぶかい。
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2007年9月11日読了。「ビートルズ・ストーンズに比べてキンクスは評価が低すぎる」と先輩に言われたのは何年前か・・・。訳文が読みにくいが、内容はとても興味深い。キンクスがいかに優れたパフォーマンスを発揮したバンドで、レイ・デイヴィスという男がいかに優れたソングライターであるかがわかった。何曲もの曲を米英のチャート上位に送り込んでいるのはもちろんのこと、数多くのアーティストにカバーされていることが彼らの偉大さの証拠だね。・・・しかし、ここで書かれているレイとデイヴ、ミックの確執やら乱痴気騒ぎやらは本当に起きた話なのかね!?ビートルズやビーチボーイズとはまた違った影が、このバンドには落ちていたのだなあ。
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