ノーマン・フォスター　建築とともに生きる

著者 : ディヤン･スジック 三輪直美

• TOTO出版 (2011年9月22日発売)

感想・レビュー・書評

[山田遼平さんの感想 · 2015年10月23日]

デザイン思想が述べられていたり、思考のプロセスを追える記述は少ない。あくまでバイオグラフィーと思って読んだほうがいい。ノーマン・フォスターの思考のエッセンスに触れるためには、やはり現地を訪れたりドローイング集を読み解くほうが近道。

[kentaronさんの感想 · 2014年10月22日]

フォスター伝記。フォスターの映画を先に見てしまったのがそもそもの間違いで、あまり楽しめなかった。しかしながら、彼がいかにして今の彼を作り上げたか、世界とどう関わってきたのか、他の建築家と彼と何が違うのか、そういった疑問にこの本は答えてくれるであろう。もっとも、彼自身の制作の場、時間にもっとクローズアップすれば建築家としての彼をもっと掘り出せたのではないか。表面的な彼しか描かれなかったのが残念だった。