ボトムアップ式 映画英語のリスニング 新装版―NewYork Detective Story (CD BOOK)

著者 : 森田勝之

• ディーエイチシー (2007年9月4日発売)

作品紹介・あらすじ

映画英語の聴きとりに最適なボトムアップ式リスニング教材。細部の音の聴きとりに力点を置き、理解を積み上げていくことで全体を理解する!音変化の規則性を理解することでリスニング力が大幅にアップ!一歩先のリスニング力をつけるためのノウハウが満載。

感想・レビュー・書評

[よーじさんの感想 · 2013年4月16日]

英語の発音の聞き取りにくい部分をまとめた参考書です。
いろんな参考書でところどころで見かける内容ですが、こうやってまとめてくれている本は少ないと思います。

TOEICの聞き取りで、トランスクリプト見ながら聞いても、あれ？聞き取れないと思ったら、この本の解説をみて納得できると思います。

単語中でｔの音が消えたり、単語間で音が繋がって聞こえるパターンを、映画のストーリー仕立てで学べます。
単語、文法の説明はあくまで補足なので、ある程度他の参考書で基礎をつけてからがいいですね。海外ドラマや映画で英語の字幕を見ても聞き取れない部分がでてきたら、この本をひと通り見て頭を整理してみるのがいいですね。
しばらくは、この本で知ったことに気をつけてTOEIC教材の音声など聞いてみようと思います。音変化の理屈がわかっても、実際身につくのはまだ少し先ですね。

[s1198001さんの感想 · 2011年12月11日]

単に聞いて終わり、じゃなく、音の変化についても学べる。
音変化の解説までCDに収録されているので学習しやすい。

[sisyounodokusyoさんの感想 · 2011年2月6日]

本書は音変化について詳細に説明されているので、
リスニングが弱点だという人がステップアップするに適した本と言える。
収録されている物語もなかなか面白いものなので、
肩肘を張らずに気軽に取り組めるだろう。
しかしトップダウン式 ニュース英語のリスニング 基礎編
と同様に文法的な説明はほとんどないので
それはこの本に取り組む前の段階でマスターした方がいい。
間違いなく良書なのだがあまりにも知名度がないのが不思議である。

[stvtyoさんの感想 · 2008年4月16日]

ストーリーを聞きながら、発音のくずれを勉強していく本。
これで発音のくずれは完璧とまではいかないけれど、ある程度はカバーしてると思う。
こういう教材がたくさんあればなと思う。

著者プロフィール

十文字学園女子大学教授、白百合女子大学講師。専門は脳機能研究、神経哲学。上智大学卒。教育学修士（英語教授法）、言語学博士（応用言語学）。著書に『英語脳を育てるCDブック テラの島』(小学館)、『海外ドラマが聴きとれる!　ストーリーで学ぶ英語リスニング』『ボトムアップ式 映画英語のリスニング New York Detective Story』『ボトムアップ式 映画英語のリスニング 恋するブルックリン』(以上、DHC)、『歳をとるほど脳力アップ! 「ダッシュ脳」で頭が10倍冴える!』(マガジンハウス)、『0歳から育てる脳と心』(創元社)、『脳と心を育てる50のあそび』(チャイルド本社)など多数。

「2016年 『トップダウン式　ニュース英語のリスニング　基礎編』 で使われていた紹介文から引用しています。」