ナポレオンと田虫

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  • 東京エーヴィセンター
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784887261228

感想・レビュー・書評

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  • このオーディオブックは関係ないです。青空文庫でテキストをダウンロードして、それをSDメモリーに入れて電子辞書(バックライト付き)で読む、という方法を開拓しました。その方法で最初に読んだのが、「ナポレオンと田虫」です。ちょっと前にちくま文庫の漱石全集全10巻を大金を出して買っちゃったりしましたが、これも青空文庫でただで手に入るものです。じゃあ僕が出した金はどこに行くのだろう。夏目房之介か? いや、もう著作権切れてるわけだから、ちくまさんか。うーむ。著作権ていうのは、日本では欧米より少し短くて、長くしようということになっているわけですが、僕は0年でも良いんじゃないかと思ってます。だって、著作権が80年になったからって著作者本人にはなんの意味もないじゃないですか。長くても、その著作権者を支えた配偶者の生きてる間くらいで十分だと思います。それ以後は、人類の共通の財産にしましょ。著作権について以上のような感想をもつのは、たっかい教科書を前にしたときです。だからせめて、芸術作品の著作権はそのままでも、教科書のようなものの著作権はほどほどにして欲しいですね。発行部数が少ないと単価が高くなってしまうのは仕方がないことですが、それにしても高すぎだろっていうのが多い。インターネット上で講義ノートを公開している先生がたくさんいることからも分かるように、別に教科書書いて儲けようと思ってる人はいないはずなんですよ。著作権者が死んだら、さっさとネット上で公開して、印刷は個人でやるっていうことにすると、それは学生のために非常に良いし、即ち日本の将来のため、人類のためにも非常によいのでは。そういえば青空文庫って、寺田寅彦の随筆がやたらにあったりしますが、理工書は全くないですね。高木貞治の『解析概論』とかあったら面白いのに。・・・と、横光利一と全く関係ない感想で申し訳ないです。あと、田虫ではないですが、頬の肌荒れが僕の今の悩みの種です。

  • 060528

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著者プロフィール

よこみつ・りいち
1898〜1947年、小説家。
福島県生まれ。早稲田大学中退。
菊池寛を知り、『文芸春秋』創刊に際し同人となり、
『日輪』『蠅』を発表、新進作家として知られ、
のちに川端康成らと『文芸時代』を創刊。
伝統的私小説とプロレタリア文学に対抗し、
新しい感覚的表現を主張、
〈新感覚派〉の代表的作家として活躍。
昭和22年(1947)歿、49才。
代表作に「日輪」「上海」「機械」「旅愁」など。



「2018年 『セレナード 横光利一 モダニズム幻想集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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