ナポレオンと田虫

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  • 東京エーヴィセンター (2001年8月1日発売)
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感想 : 2

このオーディオブックは関係ないです。青空文庫でテキストをダウンロードして、それをSDメモリーに入れて電子辞書(バックライト付き)で読む、という方法を開拓しました。その方法で最初に読んだのが、「ナポレオンと田虫」です。ちょっと前にちくま文庫の漱石全集全10巻を大金を出して買っちゃったりしましたが、これも青空文庫でただで手に入るものです。じゃあ僕が出した金はどこに行くのだろう。夏目房之介か? いや、もう著作権切れてるわけだから、ちくまさんか。うーむ。著作権ていうのは、日本では欧米より少し短くて、長くしようということになっているわけですが、僕は0年でも良いんじゃないかと思ってます。だって、著作権が80年になったからって著作者本人にはなんの意味もないじゃないですか。長くても、その著作権者を支えた配偶者の生きてる間くらいで十分だと思います。それ以後は、人類の共通の財産にしましょ。著作権について以上のような感想をもつのは、たっかい教科書を前にしたときです。だからせめて、芸術作品の著作権はそのままでも、教科書のようなものの著作権はほどほどにして欲しいですね。発行部数が少ないと単価が高くなってしまうのは仕方がないことですが、それにしても高すぎだろっていうのが多い。インターネット上で講義ノートを公開している先生がたくさんいることからも分かるように、別に教科書書いて儲けようと思ってる人はいないはずなんですよ。著作権者が死んだら、さっさとネット上で公開して、印刷は個人でやるっていうことにすると、それは学生のために非常に良いし、即ち日本の将来のため、人類のためにも非常によいのでは。そういえば青空文庫って、寺田寅彦の随筆がやたらにあったりしますが、理工書は全くないですね。高木貞治の『解析概論』とかあったら面白いのに。・・・と、横光利一と全く関係ない感想で申し訳ないです。あと、田虫ではないですが、頬の肌荒れが僕の今の悩みの種です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本近現代文学
感想投稿日 : 2009年5月10日
読了日 : 2009年5月9日
本棚登録日 : 2009年5月10日

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