八木重吉詩画集

著者 :
  • 童話屋
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本棚登録 : 33
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887471276

作品紹介・あらすじ

これは詩の絵本です。八木重吉の詩が絵を誘いだし、詩は絵になって歌います。

感想・レビュー・書評

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  •  詩に絵はいらない、と思っていました…(が、井上ゆかりさんの絵と八木重吉さんの詩は画文一致である…)と編集者の後書きにありましたが、私もこの本を手に取るまでは、詩に絵は求めない派でした。

    絵は詩の一つの見え方なんだ、こういう絵と詩の作る世界も良いものだなぁ、とこの本を開いて思いました。特に「夜」の絵と詩が好きです。

  • 詩も絵もとても良かった。

  • 詩画集となっていて、もちろん八木重吉さんの詩が主ですが、私的には、井上ゆかりさんの絵の方がメインの手掌本です。疲れた時にほっと一息。童話屋の詩文庫、他にもあるのかな?

  • 「にほんごであそぼ」でおなじみの「こころよ」をはじめ、ひとりごとのようなはかない言葉たち。添えられた挿絵も淡々とやさしい。

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著者プロフィール

1898年生まれ。1927年、肺結核により29歳にて妻、二人の子供を残して永眠。その二人の子供も間もなくして父と同じ病で世を去った。東京都南多摩郡の農家に生まれ、師範学校を卒業して教員となる。鎌倉メソジスト教会に出席。小石川福音教会のバイブルクラスで信仰を深め、駒込基督会にて21歳の時に洗礼を受ける。しかし、徐々に内村鑑三の影響を受けて無教会的な信仰へと成長していった。生前に刊行されたのは第一詩集の「秋の瞳」のみ、死後、第二詩集「貧しき信徒」が友人の手によって刊行された。残された作品群は3000あまり。ちくま文庫の全詩集に掲載されている。

「2018年 『うつくしいもの 八木重吉 信仰詩集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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