ジャクソンねこのほんとうの家 (子どもの文学・青い海シリーズ 12)
- 童話館出版 (1999年12月1日発売)
本棚登録 : 61人
感想 : 7件
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- Amazon.co.jp ・本 (117ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887500143
感想・レビュー・書評
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ジャクソンの、自信に溢れた大人の猫の気構えが素敵です。ダンディな奴。そこへ、まるきり子どもだったマリリンが現れ、ジャクソンに連れられ外の世界へ飛び出し、少しだけ大人になって帰ってくる。最後のジャクソンの言葉は哲学そのものであり、文学教育に力を入れる英国の子どもたちは、小さな頃からこのような、言葉では説明し難い心の成長や自立を描いた作品を読んでいるのかと驚いた。子どもの心によく沿っている本だと思う。
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児童書。
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小学生のときに図書室から借りて読んだ思い出の本。私の読書人生はここから始まった。大人になって手に入れ、改めて読むと子供の頃分からなかったことが、こういうことだったのかと良くわかる。
わが子に是非読ませてあげたい。