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- / ISBN・EAN: 9784887500297
感想・レビュー・書評
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大人でも子どもでも、だれでも必要なあなただけのちいさないえ。それは秘密の場所かもしれないし、何でもない椅子や、食卓の下かも…。そして、ひとりでいたい時はお互い尊重してあげましょうね…と、楽しかったり、静かでやさしい気持ちを思い出すちいさな絵本。「わたしのおふねマギーB」のアイリーン・ハースのシンプルなペン画も素適。
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自分だけのいえをもちなさい
こどもたち向かってひたすらそう説く この絵本。
それは、家族と住むあの「家」のことではありません。
ひとりになりたいときひとりになれる場所のこと
他人がはいりこめない場所のこと。
あらゆるところが自分だけの「いえ」となりうる。
テーブルの下、ベッドの上、カーテンの中、
木の上、帽子の中、新聞の下
・・・どこでも。
そして、誰かが自分の「いえ」にいるときは
それをじゃましてはいけない。
他人のいえのそばをとおるときは
礼儀正しく、おだやかにはなすこと。
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童話館の配本。童話館選書らしい、じんわり効く感じの絵本。絵も語りかけるような文章も芸術。
エンタメ要素の強い本ばかり読みがちだった今日この頃。浄化された思い。
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アイリーン・ハースの絵本が大好きで全種類読みたいと思っていても、本屋さんで目にすることは少なくなった。絶版になっている本も多く、古本だとなかなか良いお値段だったりもするから出会った時が買い時と常々思っている。
フラッと入った文具と本屋さんの文具売り場にこの本はあった。ディスプレイされて一冊だけ。手に取り、パラパラとめくると淡くて美しい色彩が特徴的なアイリーン・ハースのペン画のイラストがまた珍しい。初版は2010年。わりと最近なのにこの本の存在は知らなかった。
挿絵はアイリーン・ハースだがストーリーはベアトリス・シェンクド・レーニエが書いている。物語は、誰でも自分だけの小さな家を持っている、というもの。ここでいう家とは一人になれる場所、自分だけの世界のことである。一人でいることは寂しいのではなく必要で大事なこと。イメージしやすいやさしく挿絵を通して、わかりやすく家にたとえて、一人の楽しさと大切さを説いている。 -
蘇る子ども時代のワクワク。そうそう、そうだったと、ほくそ笑みながら読み進むのが楽しい絵本です。
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大好きなアンティークの家具屋さんで見つけた絵本。こどもがもう少し大きくなったら何度も読んであげたい本。
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ハニカムブックスで購入。
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この本を読んで、子どもの頃を思い出した。
つい 母に話してしまった。 -
小さな子どもって、テーブルの下、傘の陰、箱の中、部屋の片隅が大好き。自分もそうだったことを思い起こさせてくれ、大人になっても居心地のいい場所と時間を持つことの大切さを教えてくれる詩の絵本です。[フィ、自分、詩、夏]