君と会えたから・・・ (喜多川 泰シリーズ)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 4914
感想 : 416
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887594807

感想・レビュー・書評

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  • 喜多川さんの作品を3作品しか読んで居ないけれども、何かを伝えたいというよりは、読んだ人に何かを始める動機を持って貰いたいのかなと感じる。
    そして、それを読んだ人がまた誰かに連鎖させて言って欲しいのだなと。

    この作品では、主人公の好きになる同級生、その同級生のお父さんは若くして亡くなってしまうけれど、
    その2人のおかげで、主人公の考え方が変わるキッカケになった。

    亡くなってしまうと、そこでその人が出来ることは無くなってしまうけど、その人に教えて貰ったことや、亡くなったことがキッカケになって、何か始める人もいる。

    歴史に残る人たちも、何百年も前に亡くなっているが、今の人たちに影響を与えていたりする。
    その時は何も結果を残していなかった人も、いまは偉人となっていたりする。
    影響を受けた人が多くて、語り継がれたからなのかな。

    「そうする為には」と思うけど
    きっと、影響を与える人は「影響を与える為には」と思ってやった訳ではないから、自分が出来ることを頑張るしかないという結論に至る。

  • より多くの「ありがとう」をもらえる方法を探るということはこれからにおいて大切なことのように感じて、心の隅に置いておきたい言葉でした
    コンプレックスや自分だけが気にしていることだったりを「自分の内側に明かりを灯すだけで、それらすべての(中略)傷は、その人の魅力を引き出す個性になる」と表現するのはとても言葉が美しいと感じました。

  • audiobookで聞き終えた。
    良いこと言ってると思うけど、若い娘が亡くなる話は好きじゃない。

  • 今回は少しメッセージ性を押し付け過ぎではないかと感じた。
    余命少しの......という設定の小説は、実際に経験した私にとって大嫌いだから、っていうのもあるのかもしれない。

  • 最初は、
    うーん、嫌いなんですよーこういう押し付けがましいの…っていう感想。

    自己啓発本的な本って、
    作者の経験とか論文の結果とかを単元ごとにまとめているエッセイ本か、こういう風に会話風だったり物語風にしているもの、どちらかが多いと思うけれど、
    これは後者。
    高校生2人の物語風に進んでいきます。

    何かの教訓を伝えようとして物語にしたものって、最初に伝えたいものありきで、そうなるように話を組み立てていくから、すごくわざとらしいというか、セリフも学生の学芸会並みに棒読み的な、書かれているセリフを読んだような、あぁ言わされてる感、となってしまうことが多いように思う。
    この物語もどうもその香りがする。

    ただ、最後になるほどと思うところはあって、すみません泣きました。

    高校生の時にこれに気づけていたらなって思うけど、今からでも遅くない。
    誰かも言っていたけど、明日死んでも100歳まで生きたとしても、後悔がない人生にしろと。

    とりあえずライフリスト2枚…作ってみよう。

  • 自己啓発の小説

    喜多川さんの作品は
    ラストで衝撃的な事実が明らかになって
    少し感動する

    ただの自己啓発本じゃないところが
    読みやすいし面白い

  • 読みかけてからこんな結末ではないかと思ってたらそうだったので、、でも自己啓発本としてはとてもよくできている。今からでも遅くない。今日今からできることをやろう!と思った。

  • この本には学生の頃に出合いたかったなって思う。

  • 啓発本を物語仕立てで書いた作品。流れはありきたりだけれど、1日1日をしっかり生きようというメッセージはとても伝わってきた。
    自分で自分の可能性を潰しちゃいけない。

  • 再読。

著者プロフィール

1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。2005年から作家としての活動を開始。『賢者の書』でデビューする。10年『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』が13万部のベストセラーとなり、映画化、舞台化された。「喜多川ワールド」と呼ばれるその独特の世界観は、小学生から80代まで幅広い年齢層から愛され、その影響力は国内にとどまらず、多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナムでも翻訳出版されている。執筆活動だけではなく、全国各地での講演やセミナーも開催している。主な著書に、『おいべっさんと不思議な母子』『One World』『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』『[文庫]福に憑かれた男』『君と会えたから……』『手紙屋』『株式会社タイムカプセル社』『運転者』等がある。

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