無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887595866

感想・レビュー・書評

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  • うん、やっとわかった。
    この本の目標は明確で、<b>自由な時間を作り出し、その時間を効果的に再投資し、自己資本(能力)を増大すること</b>だ。

    目次
    <blockquote>年収10倍アップ時間投資法 基礎編(なぜ時間管理はうまくいかないのか
    なぜ新しい行動は続かないのか
    勝間式「黄金の時間の5原則」
    黄金の時間を増やすための5つのステップ)
    年収10倍アップ時間投資法 実践編(実践ケーススタディー1―時間効率10倍アップを目指して手帳を使いこなす
    実践ケーススタディー2―勝間式時間投資法 ある夏の一週間のスケジュール)
    </blockquote>
    実に経済的な時間に対する考え方が垣間見える……なんて偉ぶってみる。

    自由な時間を作るために様々なテクを活用(手帳・IT)し、実際に計画化してそのフィードバックを得ることで習慣化していく。

    ……とまあ、そんな感じなんだろうか?
    解ってしまえば、内容がちょっと薄いかもしれない。
    しかし、全く解らない人には、入門書としては読むべき本なんじゃないだろうか。

    著者のほかの本にも書いてあるが、実にターゲットを絞った本であり、ターゲットに合った人にはいい本だと思う。

  • 10年以上前なので、一部古いところもあるが、基本的な考え方は今も通用すると思う。

    本書で印象に残ったことは、まず、やらないことを考えること、そして、常に改善を進める一人トヨタ化の2点です。

    マトリクスで緊急度と重要度の軸を分けて、重要だが緊急でないことにいかに注力できるように、重要でないことをいかに捨てることができるか、これを意識することは重要であると思う。

    また、ITなどいろいろ時短ツール、ノウハウについては、つねにアンテナを広げ、少しづつでもカイゼンしていくこと、カイゼンを続けるということ、これも、意識していきたいと思う。

  • いかに自分の生活時間に無駄が多いか、再確認させられた。

  • 本書は、時間を有効活用し、

    「より少ない時間で同じ成果を出すためにはどういう仕組みをつくればいいか」
    「中長期的な視点から、何に時間の投資をしておくべきか」

    ということに時間を使い、さらに時間の効率化することを目的としています。

    【なるほどな点】
    ・時間をつくるために時間を投資する。
    ・ゴールに必要なものを見極め仕事を減らす。単位時間あたりの生産性を上げる。
    ・結果を定量化し、効果測定する。手帳で行動を視覚化し、管理する。週に1度は効果測定を行う。
    ・新しいスキルを身につける方法
     ①現状把握、②目標との差異分析、③差異解消手法の習得
    ・10つ試して1つ身につけば儲けものと考える。1日1つは新しいことをする。
    ・続けられる仕組みをつくる。できない理由を考える。
    ・得意なことをしてその成果で再投資して、更に成果を上げる。苦手なことを無理にがんばらなくてもよい。
    ・悩むだけ無駄。その時点で一番可能性の高い選択肢を選ぶ。
    ・時間を作ることも「投資」である。
    ・後で後悔するくらいならゲームなどの非生産的なことは控える。

  • 心に響かなかったです。
    東京・外資系のにおいがしました。
    同じ内容を男性が書いてたらどういう評判になっただろうか?
    実力上げるには3年オーバーワークする、そのあと、仕事を絞って断れということ。
    勝間さんとは友達になれないと思いました。

    1.この本をひと言でまとめると
    時間術の小手先テクニック集

    2.共感できたところ
    ・一流の人のやり方をそのまま真似している
      ⇒この本もあくまで「参考」にすぎないということ。
    ・やらないことを決める
      ⇒何かを得ようとすれば何かを捨てなければならないということ。
    ・禁酒のマイナスは限りなくゼロ
    ⇒二日酔いで生活リズム狂うのでやってみてもいいかなという気になりました。

    3.共感できなかったところ(突っ込みどころ)
    ・構成がわかりにくい。項目の中にさらに何個かのステップがあり… 今何の話だったか分からなくなる。
    ・「黄金の時間の5つの原則」と「黄金の時間を増やすための5つのステップ」はどちらも手段を言っているが、章をわけている違いは何かわからない。
    ・必要以上にいいひとにならない
      ⇒「大事な人とのふれあいの時間」を「自分の実力が上がるかどうか」だけで切り捨てることにならないか?
    ・1週間のスケジュール:家事の時間がほとんどない。アウトソーシングしているにしてもいくら費用かかっているかわからないので自分にとってはリアリティがない。
    ・実力をつければ断ることができるといっているが、どうやって実力つければいいのか、最初のきっかけがわからない。

    4.類書
    ・「夢に日付を」渡邉美樹

    5.自分語り
    ・”手帳には「夢」ではなく「予定」を書く”
    この部分が努力すれば願いは叶うというふうにとらえられ、香山リカ氏の考え方との大きな違いだと思いました。

  • 自己啓発
    ビジネス

  • 一気に変えるのではなく少しずつ試し変えてゆく。
    仕組み化することが大切である。
    時間を作る為に時間を投資する。
    やることを減らすことを考える。
    人に任せることを決める。
    自分の時給を意識して行動する。
    必要以上にいい人にならない。
    断る能力。
    仕事を引く能力も重要である。
    トヨタでは昨日と同じことをやることを作業と呼び、明日からより良い仕事が出来るように準備することを仕事と呼ぶ。
    スケジュールはゆったりわがままに設定する。
    時間の使い方を消費、投資、浪費、空費とマトリックスで分けて考える。その理想状態は消費50%、投資30%、浪費と空費はそれぞれ10%。

  • 無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法

  • 勝間氏の3連作のひとつ。ひとつでも実践して、成果を出すぞー。

  • 勝間本は、これ1冊で十分です。

    友達に贈呈して、手元になかったので、最購入しました。

    同じ内容を繰返しタイトルを変えて本を出すという著者の姿勢には、賛同しかねます。

    勝間本コレクターの人がいたら、こうアドバイスします。同じ著書の本を複数読むよりも、異なる著書の本を読むべき。そうすれば、多面的に知恵がつきます。

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著者プロフィール

東京都生まれ。経済評論家(兼公認会計士)。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。
当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得した後、21歳で長女を出産。在学中から監査法人に勤めるが、ワーキングマザーとしての働きにくさから外資系企業に転職。以後、外資系数社を経て、経済評論家として独立。労働生産性の改善などが得意分野。
男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」専門委員。ワーキングマザーのための無料会員制ウェブサイト「ムギ畑」(http://www.mugi.com)を主宰。3女の母。
著書に『インディでいこう!』『猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?』(共著)『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』(以上、ディスカヴァー)、『マッキンゼー組織の進化』(ダイヤモンド社、共著)などがある。

「2007年 『ワーク・ライフ・バランス手帳2008』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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