勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887596399

感想・レビュー・書評

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  • 答えをくれくれ君にならないようにするためにはどうすればいいか体得したく読んだ。

  • 頭の整理

  • ビジネス思考力の全体像を定義し、階層ごとに基本テクニックと実践方法が提示されていて、読み易かった。自分が今後すべきことについての示唆も得られ、非常に満足。あとは実践あるのみである。

  • 出た時に読んだと思いますが登録してなったので再読σ^_^;

    著者は「ビジネス頭」をビジネスを遂行する上で日常的に役に立つ他の人より1歩先に行くために必要な基礎的なものの考え方と定義されてます。
    スポーツで言うところの「フォーム」や能の「守破離」の守といったところでしょうか。
    最近は基礎をおろそかにすることが流行のようで、この本もまだまだ今に通用するのかなと思います。
    テクニックは知ってるだけでは通用しないので武器として使いこなせるレベルに持って行くよう著者は仰ってます。

    「論理思考力」
    ロジカルシンキングは様々な具体的な知識を抽象化して法則や関係性を見出しながら次の手を導き出す能力と理解しています。

    「ビジネス思考力」
    ビジネス現場で限られた情報・時間の中でより適切な推論・判断のもと行動し、より高い付加価値を生み出す能力と定義されてます。

    ビジネス思考力があれば将来予測に基づく判断によりリスクに対する準備が高確率で可能となり状況判断が迅速かつ的確になることで新しい行動が取りやすくなるり時間に余裕ができます。

    「知識→理解→応用→分析→統合→評価のフレームワーク」
    思考の6段階を回してビジネス思考力を鍛え続けることは仕事を通じて可能です。
    「フレームワーク」は自分なりに整理し考えやすく覚えやすくする基本となるものだそうです。
    人からもらうもの(知識)レベルではなくて自分で組み上げるものなのかもしれません。

    「言語力」
    著書の中で最も感銘したのが言語力です。
    言語力は僕の仕事で最も肝要となるものです。

    「数字力」は苦手なのですが苦手意識を持たずに統計を駆使できるように訓練したいです。

    「知的体力」は身につまされる人が多いのではないでしょうか。
    アルコール・ニコチン・カフェインを取らないようにと。
    わかっちゃいるけど…はわかってないのと同じやそうです。
    アルコールとニコチンは取ってないのでカフェインですね。
    甘いものも血糖値上昇を考えるとよくないそうです。
    頭使わなくなって久しいのですがちょっと考えないといけませんね。

    「偶然力」「セレンディピティ」
    偶然を活かすということやと思います。
    僕は常に幸運の女神には前髪しかないと言ってます。
    でも幸運の女神は平等に現れるのに掴む準備のある人だけ前髪を掴めると思います。
    「運が悪い」というのは究極的には準備ができてない自分が悪いということに帰結します。

    まあ色々ありますがまずは実践するということですねd(^_^o)

  • 目から鱗の話がたくさん出てきて、カラーの図もあり、読みやすく、とても面白かったです。厚い本なのに、あっさり読了。私もフレームワーク力を鍛えたいなと思いました。

  • 実践的でわかりやすく書かれた本だと思いました。

  • 先ずは、考えよう。考えることから逃げない。

  • ビジネス思考力とは、「ビジネスの場を中心として、限られた情報と限られた時間の中で、より適切な推論・判断を行い、より適切な行動を起こすことで、より高い付加価値を生み出す能力。」と定義されている。本書では、ビジネス思考力の基礎となる7つの力について、それぞれの章毎に詳しく解説している。その7つの力を備忘のため、以下に記載しておく。

    <分析>
    ①論理思考力
     →MECEに分類するクセをつける、ピラミッドストラクチャーで展開、全ての思考を仮説からスタート
    ②水平思考力
     →自分が無意識に使っている前提を疑う、物事に対する新しい見方を積極的に導入、一見別々のものを積極的に組み合わせる

    <統合>
    ③視覚化力
     →画像が持つパワーを理解し効率的に利用、デザインの力と意味をマスター、画像と文字の情報を組み合わせる
    ④数字力
     →数字の意味を知る、数字に分解、統計を読む
    ⑤言語力
     →なるべく多くの知識・説明を知る、言葉に落とす習慣をつける、比喩を意識する

    <評価>
    ⑥知的体力
     →身体と頭の関係を理解、健全な精神が健全な発想を生む、食べ物と知力の関係を理解
    ⑦偶然力
     →偶然のチャンスを生かす、与えられた情報の中からつながりを見つける、失敗・批判を素直に吸収して無理に格好つけない

  • ビジネスで役に立つ知識、スキル、ノウハウなどが、よくまとまっていて、読みやすく、わかりやすい。

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン / 単行本(ソフトカバー) / 335ページ / 2008-06-15


    目次
    第1章 「ビジネス思考力」を定義する!
     「ビジネス思考力」を定義する!
     なぜ今、「ビジネス思考力」が必要なのか
     思考の六つの段階
     ビジネス思考力をつけることで得られる五つの果実
     ビジネス思考力はコツさえわかれば、日常生活で習得が可能
    第2章 ビジネス思考の基礎となる7+1の力
     まずは「フレームワーク力」のお話から
     基本的なフレームワーク21選!(カラー図解つき)
     既存のフレームワークから新しいフレームワークをつくる
     書籍の知恵をフレームワークで整理するクセをつける
     「○○○力」とは何を示すのか、というと
    第3章 一つめの力論理思考力
     論理思考をわかりやすくいうと
     論理思考力を身につけるための三つのテクニック
     論理思考力を身につけるための四つの実践方法
     とはいえ、「あと知恵バイアス」には注意!
    第4章 二つめの力水平思考力
     水平思考力をわかりやすくいうと
     水平思考力を身につけるための三つの基本テクニック
     水平思考力を身につけるための四つの実践方法
    第5章 三つめの力視覚化力
     視覚化力をわかりやすくいうと
     視覚化力をつけるための三つのテクニック
     視覚化力を身につけるための四つの実践方法
    第6章 四つめの力数字力
     数字力をわかりやすくいうと
     数字力を身につけるための三つのテクニック
     数字力を身につけるための四つの実践方法
    第7章 五つめの力言語力
     言語力をわかりやすくいうと
     言語力を身につけるための三つの基本テクニック
     言語力を身につけるための四つの実践方法
    第8章 六つめの力知的体力
     「評価」のフレームワーク
     知的体力をわかりやすくいうと
     知的体力を身につけるための三つの基本テクニック
     知的体力を身につけるための四つの実践方法
    第9章 七つめの力偶然力
     偶然力をわかりやすくいうと
     偶然力を身につけるための三つの基本的なテクニック
     偶然力を身につけるための四つの実践方法
     最後に
     巻末お薦め書籍・アイテム・URL 50

著者プロフィール

東京都生まれ。経済評論家(兼公認会計士)。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。
当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得した後、21歳で長女を出産。在学中から監査法人に勤めるが、ワーキングマザーとしての働きにくさから外資系企業に転職。以後、外資系数社を経て、経済評論家として独立。労働生産性の改善などが得意分野。
男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」専門委員。ワーキングマザーのための無料会員制ウェブサイト「ムギ畑」(http://www.mugi.com)を主宰。3女の母。
著書に『インディでいこう!』『猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?』(共著)『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』(以上、ディスカヴァー)、『マッキンゼー組織の進化』(ダイヤモンド社、共著)などがある。

「2007年 『ワーク・ライフ・バランス手帳2008』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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