いい仕事ができる人の考え方

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887596948

作品紹介・あらすじ

100年に1度の危機で、働く個人は何をすべきか?こんな時必要とされる人には理由がある。ぐんぐんエネルギーがわいてくる「心のモード」のつくり方。

感想・レビュー・書評

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  • 日常に生じる不安や疑問についてQA式で考え方を展開してくれているので、とても入りやすい。
    またそれぞれの事業に歴史的経営者の過去の考え方も追記されているので、
    知識としても良質なものが得られると思います。要再読
    以下抜粋
    -------------------------

    ・下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。
    そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ(小林一三@阪急創業者)

    ・人格は繰り返す行動の総計である。それゆえに、優秀さは単発な行動にあらず、習慣である。(7つの習慣)

    ・描こうとするものを知るには描き始めなければならない(ブラッサイ)

    ・人間の生物学的性向を利用する社会的に条件付けられた刺激/反応のパタンに従っている限り、
    我々は外から統制される。我々は身体の命令からも独立し、心の中に起こることについて責任を負うことを学ばなければならない(ミハイ チクセントミハイ)

    ・負けには理由がある。たまたま勝つことはあっても、たまたま負けることはない(イチロー)

    ・自分の職業人生の明暗を分けるのは、雇われるか雇われないかという問題ではありません。
    働く目的意識があるかないか、強いか弱いか、が決定的な違い。

    ・事業組織で良い人間関係とは、皆が目的を共有し各自がそれに貢献しようと生産的になれる関係。

    ・社内ではなく、業界や社会に目を向けるべき。

    ・私の哲学は技術そのものより、思想が大事だというところにある。
    思想を具現化するための手段として技術があり、また、技術のないところからは、良き思想も生まれない。
    人間の幸福を技術によって具現化するという技術者の使命が私の哲学であり、誇りでも有る(本田宗一郎)

  • 他人の設定した目標に働かされるのは疲れる。自分が意味を見いだした目的に生きれば力が湧く。
    最大の自己防衛策は自分の雇われ力を高く保持すること。
    良い仕事とはその人にしかできない仕事。
    1つのことを続けられる才能が、才能の中の王様。
    笑うから幸せになれる。
    夢見ることができれば成し遂げられる。

  • あなたの「働きモード」が変わる36のQ&A ―
    http://www.d21.co.jp/products/isbn9784887596948 ,
    http://www.careerportrait.jp/

  • ニートが読んでも面白かった。むしろ共感できると思う。
    内容は薄めで、よく言えばサクサク読める。

  • 人間は意味に生きる動物だ。意味や意義が分からない仕事は、単に給料を得るための労働になってしまう。目的を見出すことができなければ、目標を追うだけの仕事になってしまう。
    では、目標と目的の違いは何か。
    目的=目標+意味
    であると著者は説く。目標に意味が加わったものが目的である。目標の先に意味を見出せたとき、目的になる。
    では、意味とは何か。それは、「つながり」である。自分の将来のため、家族のため、誰かのためというつながりが意味であり、この意味を見出せたとき、目的になる。
    公務員試験の面接でも全く同じ。その自治体で働くことが、他の自治体のため、日本のため、未来のためという「つながり」が見出せたとき、その自治体で働く意味・意義になる。
    意味・意義で志望理由を語ることが大事だ。

  • 全体を通じて、なるほど、と感じる部分がいくつもあり、参考になりましたが、目から鱗が落ちる程のインパクトは無かった印象です。

  • 松下幸之助さんや”もしドラ”で一躍有名になったドラッカーさんなど、
    ビジネスと向き合うにあたって、一度は目にした事のあるであろう、エッセンスがちりばめられています。

     ・お金は仕事の「条件」であって「目的」ではない
     ・あなたの仕事に「意味」を与えよ

    ”目的のある組織”、シンプルであるからこそ、その実現には困難を伴いそうです。
    ただ、理想を忘れてしまっては、現実と向き合うこともできない、そんな事を感じました。

  • 働くことの「観」、「働き観」に目を向けなければいけない。とのこと。
    で、自分の働き観をもつにはどうすればいいのかな、と思った。
    書いてある事は、まあ普通というか。

    ・よい転職は「巣立ち」である
    人材輩出企業としてIBMが挙げられていて、
    仕事で一緒になることがあったので、そういうことか、となった。

    ・幸福だから笑うわけではない。笑うから幸福なのだ。(アラン)

  • 立ち読み:2010/4/2

  • なんか、最近仕事をしていて、「自分の考え方がおかしいのではないか?」と思ってしまう場面が急に増えた気がしています。本書のタイトルのような「いい仕事ができる人」になりたいので、早速購入してみました。

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著者プロフィール

キャリア・ポートレート コンサルティング 代表
人財教育コンサルタント・概念工作家。
「プロフェッショナルシップ研修」(一個のプロとしての意識基盤をつくる教育プログラム)をはじめ、管理職研修、キャリア開発研修、思考技術研修などの分野で企業内研修を行なう。「働くこと・仕事」の本質をつかむ哲学的なアプローチを志向している。
GCC(グロービス・キャリア・クラブ)主催セミナーにて登壇も多数。
1986年慶應義塾大学・経済学部卒業。プラス、日経BP社、ベネッセコーポレーション、NTTデータを経て、03年独立。94-95年イリノイ工科大学大学院「Institute of Design」(米・シカゴ)研究員、07年一橋大学大学院・商学研究科にて経営学修士(MBA)取得。
著書に、『キレの思考・コクの思考』(東洋経済新報社)、『個と組織を強くする部課長の対話力』『いい仕事ができる人の考え方』『働き方の哲学』(7万部超)(以上、ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。

「2021年 『キャリア・ウェルネス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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