フォーカル・ポイント

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
3.89
  • (146)
  • (164)
  • (133)
  • (18)
  • (9)
本棚登録 : 1659
感想 : 140
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887597464

作品紹介・あらすじ

人生にレバレッジがかかる具体的ノウハウの数々。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 主張はシンプル。 「自分の価値観を振り返り、重要なこととそうでないことを見極め、重要なことのみにしっかり力を注ごう」というもの。 仕事、家庭、資産など様々な領域の話題について、同じような表現が何度も出てくるが、前述の原則が常に論の根幹にあるので、とても印象に残る。 自分についても、自分の属する組織においても、できていないと思うことが多く、参考になった。 説得力のある良い本だった。

  • 実践したいことが多く、会社のチーム運営にも役立ちそうな内容でした。時々繰り返し読みたい本です。
    内容に重複があるように感じました。強調したいのだと思いますが、だれたので、その分星マイナス1にしてあります。

  • 7つの習慣にも通じる要素が多数でした。実行に移したいと思います。

  • 「NASAより宇宙に~」に引き続き、Discoverより2冊目。
     副題が「労働時間を半分にして、生産性と収入を倍にする思考術」。
     答えが書いてなくてあくまでも「思考術」を伝えて読者に考えさせるタイプの啓発本。
     色々なことが語られているけど、自分が感じ取ったのは「着目すべき点に着目する」ということ。
     議論を発散させず、押さえるべきところを押させることが重要だよなぁ、と感じました。

  • 人生において最も重要な人生の選択とは、現在と未来の自分の姿に全て自分が責任を取ると決めることである。この決心は間違いなく人生の大きな転機になる。自分自身に責任を持つかどうかが、優れた人物と平凡な人物を選り分けるのだ。

    フォーカルポイントはスラム方式で達成せよ。Sシンプルにする、Lレバレッジをかける、Aアクセルを踏む、Mマルチちかする。このスライムを達成すれば、収入を増やして労働時間を半分に減らすことができる。

    ピータードラッカーはこう書いている。私たちは、1年でやれることを多く見積もりすぎている。しかし5年先に実行可能な事は少なく見積もりすぎている。

  • 応用メモ

    □最も重要な人生の選択 責任を取る
    ・自分自身の人生に責任を取る事を決める
    ・責任を取るほど、地震は高まり、未来のためのエネルギーがわいてくる。
    ・責任を取るほど、ますます自分の才能や能力を信じられるようになる。
    ・自分の仕事を強く意識すると、いつもよりいい結果を出せる。効率が高まる。

    ■習慣が運命を決める
    ・ひとたび習慣にしてしまえば、より少ない労力で大きな成果が得られるようになる。


    □生産性を高める5つの質問
    ①これから何をしようとしているのだろう?
     最終目標や成果は決めておく
    ②どうやってやろうとしているのだろう?
     それが最善か、他にもっといい方法はないか
    ③どんな予測をしているのだろう?
     これから起こる出来事の予測が重要
    ④予測は間違っていないだろうか?
     あらゆる可能性を考える
    ⑤予測が間違っていたら、何をすればよいだろう?
     「最高の結果を得るために、他にどんな方法があるだろうか?」

    □何事も分かりやすく明快に
    ・ベストの行動を選択して、生産性を倍増させるには、自分がやり遂げたいことが明快でなければならない
    ・誰が正しいか、ではなく「何が」正しいかに重点を置く

    □生産性を高める3つの鍵
    ①明確なゴールを決める
    ②行動計画を書く
    ③優先順位をつける
    ・その仕事をすること(しないこと)が、どんな重大な意味をもつだろう?
    ・計画を立てて優先順位を決めたら「一番価値の高い仕事」から取り組む


    □戦略思考
    ・戦略を立てると目標達成に貢献しない仕事は減っていく。収益率が高くなる。
    ①あなたの仕事は、どんな仕事だろう?
    ②今の状況が変わらなければ、将来どんな仕事をしているだろう?あなたはどんな仕事をしたいのだろう?
    ③あなたの顧客は誰だろう
    ・顧客はあなたの何を評価するのだろう、将来、誰が顧客になるのだろう
    ④あなたが人よりうまくできる仕事は何だろう
    ⑤成果の80%をもたらす上位20%の行動は何だろう
    ⑥何がゴール達成の制約となっているのだろう
    ⑦すぐに実行できる具体的行動とは何だろう

    □なりえる最高の人物になれ
    ・外の世界で多くの事を達成するためには、自分自身の内面を成長させることに力を注がなければならない
    ・潜在能力は、ほとんどの人に大差がない
    ・個人的成長の価値観を明らかにして、潜在能力を出し切る
    ・成長への明確なビジョンを持て
    ・その分野でトップ10%に入るために、何をしなければならないかを考えて、すべてまとめる

  • 良書 短時間に最大の成果をあげることを説く
    ・2割の重要な事項に集中し、8割の成果をあげること
    ・何事にもわかりやすくシンプルにすること
    ・意識を変革しよい習慣を身に付け、計画的に行動すること
    ・緊急かつ重要な事項を最優先とする
    ・緊急ではないが、重要なことに時間を費やすこと 等

  • 残業しまくってる自分に反省して、生産性向上の本をとりあえず読みまくって何かヒントを得ようと思って読んだシリーズ。労働時間半分になんてできないよー。とか思わないで工夫してみようと思った。

    【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】
    複雑性の法則
    どんな仕事もその仕事の手順の数の二乗に匹敵して複雑になる。

  • フォーカルポイント
    ブライアン・トレーシー

    ◆人生の質を高める
    1 重要なことを増やす
    2 重要でないことを減らす
    3 新しいことを始める
    4 あることを完全にやめる

    ◆潜在能力を解き放て
    上位20%の仕事に集中せよ
    仕事の上位20%の効率いい業務が収益の80%生み出す

    人生の経営者となりコントロールせよ

    フォーカルポイントグランドスラム
    シンプルにする
    レバレッジをかける
    アクセルを踏む
    マルチ化する

    ◆労働力を半分にする
    もっとも価値のある業務を選ぶ
    時間効率の悪いものを減らす
    他人の力を借り生産性と業績を伸ばす
    週1は自分のための休業日設ける
    休業日を増やす
    自分の行動への意識を高める

    ◆生産性倍増
    生産性高める鍵
    1 明確なゴールを決める
    2 行動計画紙に書く
    3 優先順位つける

    ◆すべてをシンプルに
    生活をシンプルにする
    1 身の回り片付ける
    2 雑誌を捨てる
    3 テレビを消す
    4 クローゼット整理
    5 孤独になる時間をとる
    6 具体的行動コミットメントを決める

    ◆思考変革
    生涯学び続ける
    収入3%を自分に投資
    自分の専門分野の本を毎日1時間読む
    オーディオブック聴く

    ◆戦略的人生設計
    人生7分野で戦略
    1 仕事
    2 家族生活
    3 資産
    4 健康体力
    5 個人的成長
    6 社会地域
    7 精神的成長

    ◆主体的にキャリアを築け
    成功するキャリア
    専門性高める
    差別化
    顧客細分化
    重要な顧客に集中

    ◆健康な体を作り維持せよ
    健康体になるため
    1 適切な体重
    2 バランスとれた食事 広範囲栄養 タンパク質低脂肪 水3-4リットル
    3 運動週3-5時間
    4 休息リラクゼーション
    5 サプリメント
    6 タバコやめる
    7 アルコール減らす

    ◆最高の人物になれ
    成功者の習慣
    1 毎日のゴール紙に書く
    2 毎日計画
    3 毎日優先順位
    4 毎日価値生む行動
    5 毎日運動栄養
    6 毎日学習
    7 大切な人のために時間割く

    ◆成長1000%
    1 早起き自分の専門分野の本読む1H
    2 毎朝ゴール書く
    3 翌日の予定たてる
    4 有効な時間の使い方
    5 移動にオーディオブック
    6 何かやりおえたら自分に2つ質問
    7 会う人すべて得意客のように振る舞う

  • ”「半分の労働時間で、生産性を倍にする」という帯の言葉と、本田直之さんの訳者まえがきに魅かれて。

    2011/5/21「時間生産性高く仕事ができるようになる!」をテーマとしてダイレクト・ラーニングで読んだ一冊。”

全140件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ブライアン・トレーシー
プロのスピーカー、トレーナー、コンサルタントであり、カリフォルニア州に本拠を置くブライアン・トレーシー・インターナショナルの会長。彼自身、自力で道を拓いた億万長者である。20代半ばでセールスマンになり、ビジネス界でその才能を発揮。自分なりのアイデア、方法、テクニックを生かし大開発会社のCOO(最高執行責任者)にまで昇りつめる。30代でアルバータ大学で商業の学士を得、その後アンドリュー・ジャクソン大学で経営管理学の修士を取得した。22の会社と業界で働いた経験をもとに、1981年、全米各地で、講演やセミナーを通して成功の原則を教えるようになった。プロのスピーカーとなって以来、45カ国の400万を超える人々に自らのアイデアを提供してきた。コンサルタントやトレーナーを務めた組織は1000以上になる。
ベストセラー作家として、著書に『カエルを食べてしまえ! 新版』(三笠書房>)、『「夢のリスト」で思いどおりの未来をつくる!』(ダイヤモンド社)、『フォーカル・ポイント』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)ほか多数。

「2020年 『カエルにキスをしろ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ブライアン・トレーシーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×