どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座 (小宮一慶の養成講座) (ディスカヴァー携書)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2009年11月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887597563
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
Q.「改めて時間管理に関する知識を獲得」の為にこの本から「やる気のある時間帯探し」を得て「その時間内に一気にやるべき事をする」という小さな行動をする
時間力とは、やる気のある時間帯をいかに作っていけるか
→24時間の内、どの時間帯が自分の最もやる気の出る時間帯を把握し、その時間帯に一気にやってしまう
ネガティブな感情を持つ時間を短く
アウトプットを必要と迫られている状態にする事
時間のあり過ぎに注意
→ちょっと余裕の無い程度の時間の方がよい -
4/29読了。
話すこと/書くことは「起承転結」より「バリューとインパクト」を。
なるほど! -
さっくり読み終わった。もっと手帳を活用して自分の時間の使い方を把握しよう。
以下引用メモ
・会社に行ってやることの段取りを、会社に行く道すがら毎日考えていく
・輪ゴムパチンでネガティブな時間をポジティブな時間に。
・目標はブレークダウン式よりステップアップ式。まずは月間目標から。
・時間力を高める技とは、人がいままでに考えてくれていた技を勉強すること。
・基本的な考え方(フレームワーク)を理解。お勧めは財務諸表の読み方、マクロ経済。
・話でいちばん大事なのは、意識を伝えること。意味ではなくて意識。パワポに頼らない。自分が感動していること、信念としていることだけが聞き手に伝わる。
・話がうまくなるいちばんのコツは書くこと。
・残業しない働き方をすべき。その大前提としていい仕事をすることが大事。
・時間管理。
1まず、TO DOを書き出し、
2次に、確定したスケジュールを手帳に書き込み、
3そして、空いた時間に、TO DOを優先順位にしたがって、処理していく。 -
同じ努力(時間)をしてもアウトプット(年収)に差があると小宮氏はこの本で述べています。若いときと年をとってからは記憶力も落ちてきているので同じやり方を続けている限りは成長は無いのかもしれません。
がむしゃらに時間をかけて体力で勝負出来ていた時代からは、やり方を変えなければいけないとこの本を読んで認識を新たにしました。この本では、小手先のテクニックというよりも、なぜ効果が出ないのかについて解説がなされていた点が印象的でした。
以下は気になったポイントです。
・アウトプットの質と量を高めるためには、「ヤル気のある時間」をどれだけ持てるかがポイント(p8)
・年収2000万と500万の人の時間の使い方の違いのポイントは、1)時間を把握する、2)やることを自分で把握、3)メリハリを持つ、である(p15)
・お金に余裕ができたら自分も時間がコントロールできるのではなく、その逆が真実(p17)
・自由度の低い仕事を、ヤル気を持ってやるか、そうでないかが、自分のアウトプットと成長を決めることになる(p33)
・怒る、不安になるという気持ち自体をなくすのは難しいが、その時間をどんどん短くすることは可能である(p51)
・目的というのは存在意義、目標はその通過点、家族を幸せをするというのは目的、温泉旅行に行くのは目標となる(p57)
・大きな目標(長期目標)を立てる前に、月間目標を立ててやるべきこと(やりたいこと)を明確にする(p62)
・自分が感動していること、自分が信念としていること以外は、聞き手には決して伝わらない(p133)
・話を始める場合、「最初の2分間」だけは何を話すかを決めておく(p133)
・話をうまくなるようにするには、書くこと、ブログでも日記でも手帳にでも自分の思いを書くことが重要(p135)
・スケジュールとは、時間と場所が明確になっていて相手が存在するもの、TO DOは自分ひとりでできることで自分で目標を設定できるもの、TO Doを明確にすることが重要(p167)
・決まった時間に、毎日同じことをやれる時間を持つ(p179) -
小宮さんの手帳を使っているので読んでみました。時間管理についてのhow to本かと思いきや、内容は時間管理についての意識に重きを置いた本でした。
いろんな時間管理本に書いてあることと重なるところもあったのですが、
「質の良いアウトプットをどれだけ出すかがすべてである」に納得。
図書館で借りて読んだけれど、何度も読んで自分のものにしたい意識がたくさんありました。 -
「仕事はすべて、どれだけ働いているかではなく、どれだけアウトプットを出したか、それも質の高いアウトプットを出したか」
「時間力」の基本
①時間を把握する
②やることを把握している
③メリハリを持つ
時間力を高める考え方
①やる気の高い時間を持つ
②後ろ向きの時間を減らす
③目的と目標を持つ
時間力を高める技
①「技」は時間の節約
②必要になりそうなことはこまめにインプット
③フレームワークを勉強する
④読書力を高める
⑤人からの情報収集
⑥インプットのリトリーブ時間を短くする
時間力を阻害する7つの誘惑
①時間があること
②時間を決めずに残業を沢山する
③簡単な仕事を速くこなして仕事が出来ると勘違いする
④適当に食える
⑤夜更かし、不摂生
⑥誰かがやってくれるだろう甘え症候群
⑦適当に仕事をする人をパートナーに選んでしまう
大事なのは、目の前の仕事を徹底していく、いつも100%の力を出す習慣を持つこと!
時間力を高めるコツ
①やるべきことを時間軸とともに正確に把握する
空き時間を知る
朝一番、週一番、月一番にTO DOを書き込む
②自分の事務処理能力を知る
③自分の調子のよい時間帯をもっとも創造的な仕事にあてる
いつも体調を高めておく
④常にやるべきことをたくさん持っておく
⑤何でもかんでもやろうとしない
⑥決まった時間に、毎日同じ事をやれる時間を持つ
⑦事前の準備をする
⑧いつも少しだけ余裕を持つ
⑨予備時間を持つ -
仕事も私生活もメリハリがなかった自分を変えたくて手にとった本。
-
「時間力」ということで、「時間術」ではなく、時間に関する考え方を中心に述べられています。
そもそも「時間術」という技術を最大限活かすためにはその前提としての目的が大事であり、そしてやる気がないと最大限に発揮できない。という感じの内容です。 -
著者のいう時間力とは、良質のアウトプットをいかに多く出せるかです。
最大のアウトプットを得るために、自分のベストな時間にベアストな仕事ができるように時間をコントロールするといった内容になっています。
著者はとにかく効率的な業務を追求しています。
書いてあることは間違いではないと思うのですが、この本の内容を実践するのは誰でもできることではないと感じました。
本書の中でイチローの代わりはいないとかいてありましたが、これだけ仕事に打ち込んで働き続けることもイチロー並の資質が必要だと思います。