どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座 (小宮一慶の養成講座) (ディスカヴァー携書)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2009年11月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887597563
感想・レビュー・書評
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日本一忙しいを自負する、小宮一慶さんの
アウトプットを高める時間活用法を説いた一冊
相変わらず、さっぱりと読めちゃう。
編集が、すごくうまいのだと思う。
○投入時間にかかわりなく、アウトプットの質と量が問われる時代
仕事の「自由度」ではなく、「やる気」で変わってくる
○ネガティブ時間をポジティブ時間にする
「アタマに来た!」と思ったら、自分の手首のゴムをパチン!
これで、気持ちを切り替える
○目標
まずは、月間目標を決める
1ヶ月たったら、また、月間目標を立てる。
それを繰り返す。ブレークダウンではなく、
ステップアップ式で!
○ショートカット
先人が築いてきた「技」を習得する
基本事項は、しっかり勉強すること
○この先に起こりそうな事は、先に手を打っておく
○「残業」しないといけない雰囲気にどう立ち向かうか?
→残業しない働き方をすべき。
でも、その大前提としていい仕事をすることが大事。
仕事もせずに、残業しないなんていうのは最悪。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
時間は有限である。
松山さんに教えてもらった重要性→、緊急度→
のグラフにプロットしてやる事リストを作り俯瞰して仕事をする。
時間の敵は時間がある事。
忙しいくらいがちょうど良い。
目標を作らなければただ、時間が過ぎてくだけで勿体無い。
なれる最高の自分になるためにも目的、目標を書き出してプロットし、行動してく。 -
時間の使い方というわけではなく、生き方?働き方?を改められた感じ。
目的というのは存在意義で、目標はその通過点
(再確認) -
最も創造的なアウトプットが出せる「スターの時間」(精神的自由度が高ければ、一瞬のひらめきでアウトプットが得られる)を生みだすために,(1)日々の勉強が大事,(2)ワークを整理して、コントロールする,,(2)がいわゆる凡百の時間術本の内容に該当するところです。,ということで、いわゆる時間節約、隙間時間利用のノウハウ本だけではないと著者が述べている通りの論旨です。しかし、凡人が「スターの時間」を獲得するためのステップが随分と省略されているような気がします。特に、勉強方法は、これから書かれる「勉強力」(○○力まだ続くんですね)に丸投げしているかのようです。,,また、同時期に発行した手帳を引き合いに出しており、良い印象が持てません…。,,そろそろ、小宮氏ウォッチャーの止め時ですかね。,,図書館で借りました。
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「やる気」のある時間が、なにより大切。
・やる気が出ないのは、目的・目標がないから。
・目的・目標がないなら、まずは短期(月間)目標を立ててみる。
・気持ちを切り替えるために、手首に輪ゴムをはめる。
どうやって時間管理をするか、ということも書いてはありますが、時間の管理よりも、いかにアウトプットを出すのが重要かということが述べられている。そのためには、なにより「やる気」が重要になる。
・「やる気と自由度のマトリックス」
・「精神的自由度と物理的自由度のマトリックス」 -
時間力について語られている本。
生産性向上のためのヒントになればと思って、読みました。
時間力=その時間内で発揮される自分のアウトプットの質と量をコントロールする力
一般的に緊急度と重要度で決まるアクションを「自由度」と「やる気」からアウトプットが決まるとのこと。
といことで、「やる気」をベースに論理を展開しています。ここ、ちょっと面白いですね。そうか、所詮はやる気だよなやっぱりと同意します。
そして、時間力を高めるためには、インプット力とアウトプット力を高めることが必要でそのためのノウハウが紹介されています。
時間力を「阻害」する7つの誘惑
・時間があること
・時間を決めないで残業をたくさんする
・簡単な仕事を速くこなして仕事ができると勘違いする
・適当に食える
・夜更かし、不摂生
・誰かが手伝ってくれるだろうという甘え
・適当に仕事をする人をパートナーに選ぶ
時間力を高めるコツ
・やるべきことを時間軸とともに正確に把握する
・自分の事務処理能力を知る
・調子の良い時間帯を創造的な仕事にあてる
・常にやるべきことをたくさん持っておく
・何でもやろうとしない
・決まった時間に毎日同じことをやる
・事前の準備をする
・いつも少しだけ余裕をもつ
・予備時間をもつ
・正しい手帳をつかう
っとあるのですが、最後まで読み進めると、なんとなく、小宮さんが開発した小宮式手帳の宣伝のように感じてしまい、それが残念なところでした。
正直、他の小宮さんの本に比べると、ちょっと内容が薄いかなっと。
とはいえ、忘れないようにキャッチーな名言をメモ
・どれだけ働いているかではなく、どれだけアウトプットを出したか、それも質の高いアウトプットをだしたか
・時間をコントロールできる人だけがお金をコントロールすることができる
・起承転結よりバリューとインパクト
・意味ではなく意識を伝える
・仕事の量は完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する -
無駄に過ごす時間を短くする。
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「仕事はすべて、どれだけ働いているかではなく、どれだけアウトプットを出したか、それも質の高いアウトプットを出したか」
「時間力」の基本
①時間を把握する
②やることを把握している
③メリハリを持つ
時間力を高める考え方
①やる気の高い時間を持つ
②後ろ向きの時間を減らす
③目的と目標を持つ
時間力を高める技
①「技」は時間の節約
②必要になりそうなことはこまめにインプット
③フレームワークを勉強する
④読書力を高める
⑤人からの情報収集
⑥インプットのリトリーブ時間を短くする
時間力を阻害する7つの誘惑
①時間があること
②時間を決めずに残業を沢山する
③簡単な仕事を速くこなして仕事が出来ると勘違いする
④適当に食える
⑤夜更かし、不摂生
⑥誰かがやってくれるだろう甘え症候群
⑦適当に仕事をする人をパートナーに選んでしまう
大事なのは、目の前の仕事を徹底していく、いつも100%の力を出す習慣を持つこと!
時間力を高めるコツ
①やるべきことを時間軸とともに正確に把握する
空き時間を知る
朝一番、週一番、月一番にTO DOを書き込む
②自分の事務処理能力を知る
③自分の調子のよい時間帯をもっとも創造的な仕事にあてる
いつも体調を高めておく
④常にやるべきことをたくさん持っておく
⑤何でもかんでもやろうとしない
⑥決まった時間に、毎日同じ事をやれる時間を持つ
⑦事前の準備をする
⑧いつも少しだけ余裕を持つ
⑨予備時間を持つ -
「時間力」ということで、「時間術」ではなく、時間に関する考え方を中心に述べられています。
そもそも「時間術」という技術を最大限活かすためにはその前提としての目的が大事であり、そしてやる気がないと最大限に発揮できない。という感じの内容です。 -
著者のいう時間力とは、良質のアウトプットをいかに多く出せるかです。
最大のアウトプットを得るために、自分のベストな時間にベアストな仕事ができるように時間をコントロールするといった内容になっています。
著者はとにかく効率的な業務を追求しています。
書いてあることは間違いではないと思うのですが、この本の内容を実践するのは誰でもできることではないと感じました。
本書の中でイチローの代わりはいないとかいてありましたが、これだけ仕事に打ち込んで働き続けることもイチロー並の資質が必要だと思います。