夫婦で年収600万円をめざす! 二人で時代を生き抜くお金管理術
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010年6月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887598164
感想・レビュー・書評
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結婚を機にライフプランをしっかり決めようと思い、家計管理関係の本を買いあさった内の一冊。
個々の内容的には類書(「年収200万円からの貯金生活宣言」)とそれほど変わることは無いという印象。
ただし、これから増えるであろう平均的な収入の夫婦共働き世帯を対象にしているところが特徴。
夫婦でのライフプラン=目標をしっかり決めることが、家計管理で最も重要と痛感。
目標を決め、現在の資産・負債を把握し、固定費を圧縮し、将来への投資にまわす。
固定費では住居費と保険、将来投資では教育費と老後資金が一番大きなところ。これも一般的な解はなく、二人の価値感=ライフプランによって大きく異なる。
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・1940年生まれの人と1980年生まれの人とでは、支払う額ともらえる額のトータル差が6620万円もあるという研究もあるほどです。
・つまり、国の保障にすでに多くの金額を支払っているのですから、民間の保険に加入して二重にお金を使う必要はありません。
・二人にとって理想の状態を絵に描く
二人の「やりたいことリスト」を書き出す
・ふだんからおたがいの資産と負債の金額と書類を整理しておくこで、いざ保険の請求をしようというようなときにも、保険証券を探す手間が省けます。
・「目指す年収の五パーセントを自分に投資する」という言葉があります。
・給与受取り口座、支払いのための口座、貯金のための口座を分ける
・忘れてはいけないのが、保険は貯金ではないということ。低金利の時代に、学資保険、終身保険、個人年金保険などの貯蓄型保険でお金を塩漬けにするのはやめたほうが得策です。
・証券会社の総合口座(MRF)は安全で換金性も高く、普通預金よりも金利が高いのでおすすめです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すぐに実践できそうな内容が書かれているのが良かった。結婚したものの、なんとなく今までの惰性で生活をしていた人は必見。家計の何をどう見直せば、これからの世の中を上手く生きていけるかがシンプルに書かれている。初歩的な事も書かれているため、30台半ば以降の人にとっては物足りなさが感じられるかもしれないが、若い夫婦にとってはためになる情報がきっとみつかるハズ。
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共稼ぎで合計年収600万円を目指して幸せに暮らそうという本です。これから結婚される、もしくは新婚家庭で、子どもがまだなら必読ですね。
若干二入家族に特化した感じもありますが、内容的に目新しさもなく、抵抗なく読みやすい本です。
家族年収について書くなら不動産関係や投資運用、などもあっていいかなぁと思いました。その点は、残念です。 -
リーマンショックで危機に陥った夫婦がいかにお金に向き合い生活を立て直したのか・・・そこから得た教訓をもとにして書かれたお金×結婚関係本三冊目。
自分はこんな本ばかり読んで本当に不安症だなと驚き呆れるばかりである…
本書には無理せず、パートナーとしっかり話し合い、計画的にお金を管理し、時には節約することで年収600万でも(もちろん現在日本でこの値段か決して低くないことはわかっているが)十分な生活ができること。そしてその指南が書いてある。
大抵こういう本は女性が書いていることが多く、さらに内容が女性に厳しい(特に専業主婦の思考に)ところが面白い。 -
あらためて我が家は食費と光熱費がかかり過ぎてると思った。
早めのローンの見直しと医療保険の必要性を検討しよう。 -
今が胸突き八丁なので今更のところはあるが、説得力はある。
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ふたり暮らしでの方が、お金の管理がやりやすく無駄をなくせるということが分かる内容。一人暮らしをしている人でも、二人暮らしをするとどんなことを考えなければいけないかがよく分かる。
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お金の話 初級編って感じ・・・
ただしせっかく二人で600万というからにはせっかくなので年金・保険・住民税の収入別の金額なんかをわかりやすく表示しておいてほしかった。あと、扶養手当の話とか・・・ 都合の悪いことが書かれていない印象もあり・・
まあ、会社を辞めないで済むのなら出来るだけ続けたほうがいいってのは賛成。私も続けたかった。子供ができないからやめたけど。で、辞めたらできた、と。
他にも産休中で保育園が見つからない人もたくさんいる・・・保育料なんかもバカになんないし・・
マネールックは便利そうなので早速利用させてもらいます。 -
まだ学生で、就職も結婚もしてないが、自分の将来のことを考えて、読んでみた。お金の事についてもっと知るべきだと思った。
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20111212st
保険の見直ししなきゃ