英語の数聞けますか、読めますか

著者 : 池田和子

• 南雲堂フェニックス (1994年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[henahena1さんの感想 · 2012年6月17日]

　英語の勉強をしていても、日常使うのに表現できない「英語の数」に焦点を当てて、解説したもの。練習問題も付いている。12桁の数の読み方、加減乗除や平方根などの数式、重さや長さなどの単位、服のサイズやお金についてなど、英語の「数」に関する実践的な情報が載っている。
　特に、12桁までの数は、読み方は知っているけれど、例えばすぐに、209,385,798,209を英語で言えと言われたら、慣れていないとスムーズに言うのは難しいということを感じた。他にも、実際にアメリカで、特にマイルやポンド、華氏に慣れていないと不便だと思うこともしばしばあり、こういう知識を蓄えておくのは役立つ。例えば、おれは、ロサンゼルスの空港で荷物を2ポンド減らせ、と言われたが、2ポンドが何キロか分からず、とりあえず多めに減らしたのを覚えている。広告でのクーポンの読み方など、日常生活に役立つという意味では面白い。ただ、数字に関する話を延々と読んでも、知的好奇心が刺激される、ということがないので、やや単調で、飽きてしまった。（12/06/--）

[motoichiさんの感想 · 2010年12月29日]

数について詳しく書いてあるので、役にたちそう。

著者プロフィール

元茨城大学非常勤講師。

「2014年 『外国人　〈新装版〉 我らの内なるもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」