エリア’88 1 (MF文庫 1-1)
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (1999年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784889919585
感想・レビュー・書評
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うなりあげるエンジンが鉄の塊をぐんぐん上昇させ、砂漠の空を涼し気に滑空する戦闘機。スイッチひとつで弾が飛び出し、標的に命中すれば爆発四散炎上、黒煙が空へと伸びていく……。
子供の頃にも読んでいますが、そのときは戦闘機やパイロットがかっこいいって思うぐらいだった。炎上し黒煙を噴き上げるその地点に、多くの人が巻き込まれているのだと。そこに誰かの人生が、親が、子が、家族が、恋人が、友が命を失ったかもしれないのだと。見たこともない相手でも、人間なのだと、今更ながら気づいて、主人公シンの生き続けることへの、深い苦悩や罪悪が切なく、同時に恐ろしくなります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コミック
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201341.第一章から泣ける。男の絆は本物でかっこよくていい。これはどんどん読めそうな予感♪
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理不尽に激戦区の傭兵部隊の戦闘機のパイロットにされてしまった風間真。
契約期間内をなんとしてでも生き延びて、愛する人の待つ日本へ帰りたい。
もう、面白いのひとことにつきます。
息をつかせぬ展開や迫力のある戦闘シーン、
そして登場する個性的で気のいい仲間達。
戦場での葛藤や人間関係、その裏で動く裏切り…
深く深く考えさせられるストーリーであると同時に、
戦闘機の格好よさにも惚れ惚れします。
個人的にミッキーがものすごく好きです。 -
これも、懐かしいマンガですねぇ。
はじめて見たのは、多分、アニメ版の映画でした。これが、けっこう出来がよくって、あと、コミックを読むようになりました。
コミックの方は、不死鳥のようにいろいろと大きさが変わって、新書版、ワイド版、それから、スコラから文庫がでて、今回のメディアファクトリー版文庫と変わりました。
だからわたし、多分、このマンガ、3回ぐらいは通しで読んでます。それでも、何回読んでも、結構楽しいです。
このマンガは、最初の1巻目は、まだストーリーがはじまっていない感じですねぇ。いつ終わっても、大丈夫な感じで続いています。
でも、あの伏線も、ものすごくしっかりとひいてあります。
中盤から後半にかけて、怒濤の展開を楽しみに少しずつ読み返していきます。