なにか、わたしにできることは?

  • 西村書店
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (34ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784890139255

感想・レビュー・書評

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  • 「なにかわたしにできることは?」
    誰かに手を差し伸べることは、勇気のいることだな。
    でも、とりあえず、アクションを起こさないと何も変わらない、という絵本。
    現実はそんなに単純なことでないのも知っているけど。

    あと、最後の「老人」の件は・・・ちょっと危険じゃない?このご時勢。って思ってしまった。
    いや、そういうことじゃないってものわかるんだけどね。

  • 新聞にあふれる記事。おじさんは不安でたまらない。

    そんな時、「なにか、わたしにできることは?」という言葉が おじさんの口に忍びこんできた。

    町で、公園で、おじさんは困っている人を見かけると、その言葉が出てくる。そして、困っている人を助けてあげる。

    おじさんは もう不安ではない。


    世の中には 悲しいニュースもあるけれど、身近な、小さな出来ることからはじめて よい世界になると・・・いいな。

    外国ものなので、言いまわしや感覚など、ちょっと馴染まないのだけど、たぶん こういう解釈でいいのかな?
    子どもには 一言そえないと わかりにくいかも。

  • 知り合いが翻訳した絵本。真理子さんが選んだ一冊という感じです。

  • 毎日、朝食をとりながら、おじさんは新聞を読む。全身がふるえあがるような記事も、たくさんある。おじさんは不安でたまらない。
    そんなおじさんの頭の中に、いつのまにかひとつの言葉がすみつく。「なにか、わたしにできることは?」その言葉が口からとびだしたとき、なにかがおこった…。
    大人の絵本。しみいるような美しい絵と、誰もが感じている不安、ちいさな幸福感が心に残る。少しの勇気が大人にこそ必要なのかもしれない。

寺田真理子の作品

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