私はどこで生きていけばいいの?

  • 西村書店
4.24
  • (8)
  • (10)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 115
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (26ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784890139903

作品紹介・あらすじ

だれにでも住む家が必要です。子どもたちには、安全で、幸せに暮らせて、家族と食事ができて、おもちゃで遊べて、なんの不安もなく眠りにつける場所が必要なのです。
しかし、世界には、危険がせまり、家を離れざるをえなくなった人たちがいます。2016年末の時点で家を追われた人の数は6,560万人といわれています(国連UNIHCR協会*ホームページより)。戦争や紛争のために、多くの子どもたちとその家族が難民になりました。彼らの人生は過酷で不安に満ちています。それでも、ときには笑い、遊び、友だちをつくり……どこかで、誰かが、自分たちを新しい家へと温かく迎えてくれるだろうという希望を胸に、生きています。
本書はこうした難民の状況を知り、問題を考えるきっかけとなることを目指して作られた写真絵本です。新たな家をさがしもとめ、前を向いて生きている子どもたちと家族の姿をとらえています。
*UNHCR…国連難民高等弁務官事務所

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 難民を守る。難民を支える。 | 国連UNHCR協会
    https://www.japanforunhcr.org/lp/refugees?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=JA_JA_UNHCR_Brand_refugees&gclid=Cj0KCQjwvezZBRDkARIsADKQyPklvwE4FTFYnO3qWba1N8T9oFVuG8O7lpUAXwID4aA_dtXP_NameTAaAn3zEALw_wcB

    西村書店のPR
    シリーズ《世界に生きる子どもたち》第二弾

    だれにでも住む家が必要です。
    子どもたちには、安全で、幸せに暮らせて、家族と食事ができて、
    おもちゃで遊べて、なんの不安もなく眠りにつける場所が必要なのです。

    しかし、世界には、危険がせまり、家を離れざるをえなくなった人たちがいます。
    2016年末の時点で家を追われた人の数は6,560万人といわれています(国連UNIHCR協会*ホームページより)。
    戦争や紛争のために、多くの子どもたちとその家族が難民になりました。

    彼らの人生は過酷で不安に満ちています。
    それでも、ときには笑い、遊び、友だちをつくり……
    どこかで、誰かが、自分たちを新しい家へと温かく迎えてくれるだろうという希望を胸に、生きています。

    本書はこうした難民の状況を知り、問題を考えるきっかけとなることを目指して作られた写真絵本です。
    新たな家をさがしもとめ、前を向いて生きている子どもたちと家族の姿をとらえています。
    *UNHCR…国連難民高等弁務官事務所
    (総ルビ/対象学年:小学校中~高学年)
    ●巻頭にはノーベル平和賞受賞のマララ・ユスフザイさんの写真を日本語版限定で特別収録しています。
    (2016年にケニアのダダーブ難民キャンプで難民の若者達へ講演している写真)
    http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/11492

  • https://plan-international.org/

    プランインターナショナルが難民保護の啓発のために作った写真集。
    個人の意志ではどうにもならないことで、生活が崩壊するって恐ろしいことよ。

  • 今日、生きることが困難な状況の人がいる。
    なぜなの?何ができるの?

  • 世界のどこかで、いまこうして過酷な場所で暮らす子供たちがいる。

  • 過酷な状況に生きる子どもたちの姿に胸が打たれます。

  • 難民のお話。
    子供に難民の説明をするのにちょうどいいかもしれない。短い言葉と写真が綴られている。
    最初にマララ・ユスフザイさんの難民キャンプでの講演の話が簡単に載っている。マララさん関係の本なのかなと思った。

    難民はふつうの人が国を追われてなってしまうものという事。
    日本だと『不法滞在』という事になって、犯罪者のように見られるけど……難民はなりたくてなってるわけではないので『やろうとしてそうした犯罪者』ではない。
    日本の難民申請が通りにくいのも問題なわけで。(その前に、よくこんな島国に来ようと思ったなとは思う。情報がなさ過ぎて、先進国というイメージ先行で来るのだろうか?)

    もし難民が正しい情報を持たずに日本に来てしまって不幸だというなら、ちゃんと日本は『難民申請しても通らない国です』という広報を海外にしっかりとしてほしい。

    姪っ子にも時間があったので、これを簡単に見せて説明した。
    日本人も海外で難民申請して通った事例があるんだよという事まで含めて説明。(事例があるというだけで、どの国でも日本人を受け入れてくれるというわけではない)
    受け入れ理由が『男女差別が酷く、日本では人権が保障されていない』というようなものだったという事も。(フェイクの可能性もあるけど、確かめようがない)

    日本人が難民になるには、海を越える必要があるので難易度が高い事も説明。陸続きの大陸の人たちと違って、島国は『国を出るだけで、死を覚悟する必要がある』と思う。

    ……絵本の話とズレたので、絵本に戻る。
    絵本は寝床もなく、安心できる場所もない。住処もテントやむしろの家や階段の下かもしれない。ベッドがあればいい方だけど、そのベッドも一人で使えるわけではない。

    最後はそれでも『希望はある』
    難民を笑顔で迎えてくれる一人にあなたがなりますように……と結ばれている。



    大人が読む絵本……と思う。
    絵本は難民の話だけど、「家がない人」と考えたら日本にもたくさんいそう。
    温かく迎え入れられないなら、せめて石を投げる事がないように。

    そして、安易に『難民』という言葉を使ってはいけないというのもネット上で見かけた。
    安易に『○○難民』と言ってしまうけど、難民の人たちの事を知っていたらそんな簡単に使えないはず。言われて気が付く事は多いけど、私もハッとしてしまった。私もこの先は気を付けよう。

    絵本の話とズレそうなので、この辺りでやめておく。

    難民に興味がなくても、写真をパラパラ見るだけでも『世界の人々』の様子が分かる。お勧め。

  • 世界には、いろんな状況下で必死に生きている人がいる。
    どんなに厳しい状況下でも、希望を捨てずに生きる人たち。

    まずは、今の生活を営めることに感謝したい。そして、なにかしらの形で、困っている人の力になれれば、、、そう思わずにはいられなくなる。

  • 世界に生きる子どもたち 第2弾

    難民の話

    扉に、ケニアのダダーブ難民キャンプで講演するマララさんの写真

    クロアチア
    ハンガリー
    ルワンダ
    レバノン
    イラク
    ヨルダン
    スロベニア
    ギリシャ
    南スーダン
    ケニア
    カメルーン
    ミャンマーニジェール

    3分弱

  • 安心な毎日がずっと続く保証は、どこにも誰にもない。

    どんな辛い状況でも、楽しみを見つけている子どもたちなら、きっと。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ローズマリー・マカーニー
カナダの国連大使および国連のジュネーブ軍縮会議の常任理事。国際NGOプラン・インターナショナルの一員であるプラン・カナダの前代表。プランのグローバルキャンペーン「Because I am a Girl(わたしは女の子だから)」を立ち上げたメンバーのひとりでもある。同キャンペーンは、性差別をなくして女の子の権利を守り、貧困から救うため、2007年から実施されている。国連の「国際ガールズ・デー」(10月11日)制定にも尽力した。主著に、『マララさん、こんにちは』『すごいね! みんなの通学路』『私はどこで生きていけばいいの』(以上、西村書店)、『As a Boy』(小社より刊行予定)がある。

「2019年 『わたしは女の子だから 世界を変える夢をあきらめない子どもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ローズマリー・マカーニーの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヨシタケ シンス...
イザベル・シムレ...
tupera t...
ヨシタケ シンス...
スーザン・ヴァー...
鈴木 のりたけ
ヨシタケシンスケ
ヨシタケ シンス...
アヤ井 アキコ
ユージーン トリ...
柴田 ケイコ
リナ・シン
ミランダ・ポール
エリック=カール
チャーリー・マッ...
トミー=アンゲラ...
かがくい ひろし
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×