無料・無断で使える著作権ガイド

著者 : 富樫康明

• 日本地域社会研究所 (2008年4月1日発売)

作品紹介・あらすじ

今、世の中はインターネット・ホームページトラブルだらけ。「まなぶ」ことは「まねる」こと。これで著作権問題は解決。

感想・レビュー・書評

[ひとみさんの感想 · 2012年12月5日]

「引用」とはどこまでか、「マネ」はどのくらいならしていいのか、無料・無断で使える音楽とは――？

会議で使う資料、プレゼン、ダイレクトメール、ブログ、ホームページなど、誰もが「作る」ことができるようになった現代。
ついうっかり、で誰かの著作権を侵害してしまうと、裁判などの問題に直面するかもしれません。

デザイナーやライターなどものを作る人はもちろんですが、社会人なら１度は読んでほしい本。
（社会に出る前に読むとなお良いと思う）

エッセイのように体験談を交えながら書かれているので、読みやすいはず。

知らずに誰かの言うがまま書類を（あるいは看板を、ブログを、印刷物を）作っていると、ある日突然、怖～いことがあるかもしれませんよ・・・

著者プロフィール

1954年東京生まれ。10代の頃よりイラストレーターとして活躍し、1972年には商業デザイン会社を創業。1999年よりNPO法人著作権協会を設立し、理事長を務める。高齢者専門医療機関「八王子保健生活協同組合・城山病院」理事。著書『知らないとあぶない！ 著作権トラブル』（花伝社、2013）他多数。

「2013年 『選ばれし人 ながく生きた者のつとめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」