日経キーワード 2014-2015

制作 : 日経HR編集部 

• 日経HR (2013年11月2日発売)

作品紹介・あらすじ

16のトレンドから日本、世界をスピード理解!最新の経済、時事用語をやさしく解説。経済ニュースの「?」が分かる頼れる1冊。

感想・レビュー・書評

[okei@読書垢さんの感想 · 2015年3月18日]

経済を中心に、社会の動きを16のトレンドに分類し、それを解説したもの。
国内外の経済、政治、環境、医療、福祉、教育・・・、など。最低限知っておきたい知識が身に付く重宝すべき一冊。これ家に置いておきたいかも。

・アベノミクス・・・第一の矢 金融緩和。（日銀の黒田総裁との息はピッタリ）　第二の矢 財政政策。　第三の矢 成長戦略。毛利元就が３人の息子に説いたという逸話が元になっている。
・成長戦略・・・2020年に女性の就業率を73%に。10年間で世界大学ランキング100に10校入れる。30年までに訪日外国旅行者（インバウンド）を3000万人に。など。
・東日本大震災の防潮堤・・・津波の侵入を防ぐ為に作られた。気仙沼市の内湾地区では計画が足踏み状態。海面から5.2mの建設を目指しているが、「港町の風情を損なう」との住民の反発の声も。
・福岡市の人口・・・150万人突破。年間1万人増加している。さいたま市は２位。
・日銀・・・大蔵省の天下り先。
・イオン、ダイエーを子会社化・・・2013年8月に。売上高は8兆5000億でセブン&Iホールディングス以下を大きく引き離す。
・シェールガス・・・米国で採掘が継続されている。今後の世界のエネルギーとして注目。日本も17年から輸入が始まる。液化天然ガスとして持ち込めば価格の引き下げに。汎用化学品を作るコストは原油の20分の1と言われるが、汚染水の問題も。
・メタンハイドレード・・・燃える氷。石油や天然ガスに変わる次世代のエネルギー。18年をメドに開発開始。
・自動運転技術・・・2020年までに日産が市場に投入。
・星野リゾート・・・バリに計画。15年山梨。16年東京。
・キャラクターくじ・・・300億円に達する大ヒット。
・色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年・・・7日間で100万部。発売一ヶ月前にタイトルと発売日が発表された他は当日まで一切発表無し、というPR戦術。
・著作権の保護期間・・・環太平洋経済連携協定（TPP）で保護期間を米国に併せて70年に延長しようかと検討中。現状は死後５０年。映画は７０年。
・ドミナント戦略・・・小売業がチェーン展開する場合の出店戦略の方法。地域を特化し集中して店舗を展開。セブンは高密度他店舗出店を基本戦略に。チェーンの認知度、来店頻度の増加、物流効率の向上、広告効率の向上などの効果に繋がる。

著者プロフィール

就職・転職や働き方をテーマに学生、大学、企業を取材。
学生や社会人のキャリア形成をサポートするため、
就職・転職、キャリアアップに必要な情報や、身につけておくべき教養をコンテンツとして提供している。

「2021年 『日経キーワード　2022-2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」