- Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
- / ISBN・EAN: 9784891762919
感想・レビュー・書評
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全くもって難解であり、後書きを読んで、へーそうなのか、とは思うがやっぱり難解。ともかく批評家がああだこうだと言い、その仕掛けとか実はこうなんだとかさ、言い過ぎなんであるまいか。
ただ読んで雰囲気を味わえばそれでええでないか。話の筋なんてどうせすぐ忘れるんだ。作家の醸し出す雰囲気、不穏さ、イメージ、叙情性そういったのを読む側がキャッチ出来ればいいんではないだろうか。文章はとってもかっこよくうっとりする。しかし話の筋の方向がわからなくて不安になる。はっ、これが追われている男と同化してることなのか?違うな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
難解すぎて、話の筋以外は何もわからない。
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[ 内容 ]
〈かれ〉はかつて革命のために暗殺を敢行した〈英雄〉。
しかし、今では庇護なき〈逃亡者〉…。
鳴り渡る英雄交響曲の響きと濃密な宗教的雰囲気とを基調に、〈娼婦〉、〈偽札〉、〈老婆〉などの符牒が旋回する錯綜したテクスト空間の中で、次第に明かされる、魂の救済を希求する一人の男の血塗られた歴史とその末路。
現代ラテンアメリカを代表する作家が描く傑作中篇。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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