方法異説 (フィクションのエル・ドラード)

著者 : アレホ・カルペンティエール 寺尾隆吉

• 水声社 (2016年10月1日発売)

著者プロフィール

アレホ・カルペンティエール（Alejo Carpentier）
一九〇四年、スイスのローザンヌに生まれ、八〇年、パリに没した。小説家。主にハバナで教育を受け、一九二四年から文化雑誌『カルテレス』に寄稿し、政治運動にも参加、マチャード独裁政権下、二七年に投獄される。二八年、フランスに亡命。五九年のキューバ革命後ベネズエラからハバナに戻り、文化活動に協力、晩年は外交官としてパリで暮らした。主な著書に『光の世紀』（一九九〇）、『この世の王国』（一九九二）、『追跡』（一九九三）、『方法異説』（二〇一六）、『バロック協奏曲』（二〇一七）、『時との戦い』（二〇二〇、いずれも水声社）などがある。一九七七年、ラテンアメリカ作家としてはじめてセルバンテス賞受賞。

「2021年 『エクエ・ヤンバ・オー』 で使われていた紹介文から引用しています。」