- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784891947118
感想・レビュー・書評
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斎藤先生の本を色々読んでみようととった本。
今の私にぴったりだった。
たくさん支えになる言葉と考え方があった。
自分を徹底的に磨く。勝負をかける。その時期に自ら進んで孤独になる。
1人になること。それが学ぶ基本。
ひとりの時間とは、基本的に自分を鍛える時間、何かを支えに変えていくために費やす時間。
仕事というものは、基本的にポジションでやるもの。
(能力や才能でやるものと思い込んでいる人が多い)
役割を得られれば経験値は上がる。その仕事に対して、新しいことに常に挑戦し、クリエイティブである人は成長し続ける。
<自分を検証するための手法>
1.内観する。自問する。2.教養という反射鏡
を磨く(読書)3.「日記」を書く←人間の心は、言葉とイメージによってコントロールされている。言葉はつぶやくことよりさらに書くことの効果が大きい。書くことは、自分の孤独力を育てる技法
マイナスの感情に飲み込まれそうな時、負の感情
に添いつつずれすようトータルにバランスを取っていくことが大切だ。
(茶道)今このひとときを大切にする(相手をもてなす心)
孤独こそが他人への理解力を深める詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者の感性に共感する所も多いせいか、一つひとつの言葉が違和感なくスッと腹落ちする。「孤独」を様々な角度から捉え、自身のエピソードも交えて「すすんで孤独になること」の重要性を説いており、人は孤独な時間にのみこそ成長できるのだと改めて感じた。私はこれからも孤独を愛して生きていきたい。
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僕が中学生だった頃、「ションベン友達」って言葉が流行っていた。休み時間になると仲間何人かでトイレに行くのだ。誘われると断れなかったり、ひとりでいることの寂しさから解き放たれた喜びでつい行ってしまう。
友達とつるんでいても、なんか違和感を感じる時があった。この本はひとり孤独になり、自分と向き合ってこそ、真の人間としての成長が得られると説いている。「知性と教養」を身につける、その方法みたいなものかな。孤独の時間こそがそれを叶えてくれる。みたいなことでした。
ここにも読書や書くことの必要性がでてくる。なんか優等生の決まりごとの感じだったかな。こういう帰結になるのはあまり好きじゃなかった。もっと哲学的文学的な説明がほしかった。
若い子はもっと孤独に強くならねばならないと思う。極端な話し、僕は友達なんていなくてもいいんだと思っている。現代のひとはみんな淋しいんだ。誰かと繋がってないと不安に押しつぶされそうになる。誰かに肯定してもらいたいし、評価を受けたい。でも大丈夫、大好きな本の中の主人公がいる。本を読んでいると自己肯定感が湧きでてくるし自信にもなる。
孤独を恐れることはないと思う。うる覚えだけと坂口安吾はこういっいた。「孤独はひとの故郷だ」と。 -
著者の経験を踏まえ、孤独が、孤独に過ごす時間がどれだけの力をもたらすかを書いた本。
学びの第一の構えは単独者である。
人は孤独の時にこそ力を伸ばすことができる。
いつも気配りがきく、便利な女ばかりを求めて、女の人が一人で充実していることを嫌うのは、日本の男の眼力のなさを、見事あらわしている。
(旦那に聞かせたいわ)
不完全燃焼してきた私は、最近勉強を始めて、やっと動き出した感じ。
先生も32までは不遇だったのね。
私も頑張るぞ。
ガリ勉という言い方についての見解は全く同感。いい加減勉強を見下す風潮やめてほしい。 -
『ひとりの時間とは基本的に自分を鍛える時間、何かを技に変えていくために費やす時間』
『人は孤独なときこそ力を伸ばすことができる』
人とつるんでる時間は集中できず学習ができない。最近のSNSやLINEなんかも集中できない要素なんだろうな。 -
前半1/3がとても孤独を肯定してくれてとてもよかった。後半は文学好きな人は楽しいと思う。
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★2か3で迷って,まあ3に.
最初の方はふむふむと面白く読んだが,途中からは斎藤氏(だけでなく世間の人)が孤独について書かれたと思う作品を例に紹介したようなものになっていて,あまりにもサラーと流し書きしているようで,つまらなかった.
斎藤氏のいう孤独はポジティブな孤独であり,孤独が何かにつながるような孤独だと思う.でもそうでない孤独は?孤独の定義もまた必要かも?と思いました. -
「一人になった時に何をするか。ここが良い孤独と悪い孤独の分かれ目である。」
昔、何かの本で「一人の時に何が出来るか」とあったのを思い出しました。
「沈潜する」と言う言葉は著者の作品にいくつか出てきますがこの本で由来がわかりました。私も沈潜してみます。 -
借りて読んだ。少し難しい箇所はあるけど、孤独がいかに人として大きくしてくれるのかということがわかる。なによりも孤独を楽しむなら、孤独を学ぶなら偉大な先輩が本にはあるよと教えてもらった。
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私、あまり(というか全然)友達いないんだけど、それでもいいんだなと。寂しくはあるけどなんとかやってるし
まぁ時々は人と接してないわけでもないので無理せず、一人も楽しみながら生きていきたい。